ヌーディストビーチは、衣服を付けることなく過ごすことができるビーチ。それを楽しむ人たちはナチュラリストとも呼ばれます。日本では法律の関係上、公の場所で衣服を付けていなければ犯罪になってしまいますが、国によっては公共のビーチの一定の区域がヌーディストビーチとして指定されており、ナチュラリストが衣服をつけずに自由を謳歌しています。
さて、海外旅行に先でのホテルで、もしすぐそばにヌーディストビーチがあったらどうしますか?ちょっと見に行きたいと思ったり、様子をみて参加してみようかとか思うかもしれません。そんなもしもの時のために、ヌーディストビーチの入門編Q&Aをまとめておきますね。
ズバリ、楽しく過ごすためのエチケットQ&A!
Q1. ヌーディストビーチで着衣のままでもいいですか?
A. 基本的に、「Nudist Beach」ヌーディストビーチには衣服を一切つけない人たちが集まります。そこに着衣のままでいることは違和感が生まれて、あらぬ疑いをかけられてしまうかも。冷やかしで出かけるのは、ヌーディストビーチの入り口までにしておいたほうがよさそうです。
「Clothing Optional Beach」ならば、「着ても着なくてもいいビーチ」ということなのですが、こちらはいろんな意見もあるようで(はっきりしなくて困るといったものなど)、初心者には難しいかもしれません。
Q2. 写真を撮ってもいいですか?
他のナチュラリストの写真を撮るならば、きちんと了承を取ってからにしましょう。ただし、ヌードでいることは、太陽の下で衣服という拘束から解放されたリラクゼーションを楽しむことですから、あくまでも品よく、興味本位とは受け取られないようにして、他の人たちをリスペクトしなければなりません。
Q3. どこからがヌーディストビーチかわかりますか?
ヌーディストビーチに通じる小道には「この先ヌーディストビーチ」とか書かれたサインがあります。さらにその先、ヌーディストビーチの入り口には「ここからヌーディストビーチ」というサインがあるのが一般的。ただし、入り口ですぐ脱ぐのではなく、その先の一般の人の視線が届かなくなったところまではそのまますすみましょう。
Q4. じろじろ見たらいけないですか?
もちろんNGです。あくまでも精神的な開放、癒しの場ですから、性的な興味や他の人の体への興味を示すのはマナー違反。「全裸なのに服を着ているときと同じようなふるまい」というとなんだか変ですが、これが大事です。
Q5. 必要な持ち物はありますか?
持ち物は最小限にします。お金も小銭程度に。ただし忘れちゃいけないのは日焼け止め。普段の生活では全くと言ってもいいほど紫外線に当たっていない部分もありますから、急な日焼けには要注意。水着も一応持っておいたほうがいいかも。
Q6. お手入れはしたほうがいいですか?
したほうがいいビーチが多いと思われます。ヨーロッパ、オセアニアなどでは、普段からアンダーヘアの手入れをしている人たちが多いので、ある程度のケアはしておいたほうがいいようです。あくまでも清潔感が大切ということだと思います。
Q7. ヌーディストビーチは嫌いです。どうしたらいいですか?
行かなければいいというのが簡単な答えですが、ヌーディストビーチと知らずに迷い込むことなどがないように、事前に宿泊先などで「この辺にヌーディストビーチはないですよね」と確認しましょう。もしあると言われたら、「間違えて行ってしまいたくないので、場所を詳しく教えてください」と、丁寧に教えてもらうといいと思います。
Q8. 誰と行ったらいですか?
家族や友達ならよさそうです。ただ、あまりにも性的な魅力を感じている相手だとNGな状況になってしまう可能性があるので向いていないかもしれません。ビーチでは性的なアクティビティはもちろんNGです。
日本から行きやすいヌーディストビーチ!ベスト3
リトル ビーチ|ハワイ マウイ島
ホノルルからマウイ島までは飛行機で40分、チケットも往復で1万円ちょっととお手頃。あまり観光客が多くないようですから、のんびりできそうです。
レディー ベイ ビーチ | オーストラリア シドニー
シドニーのサーキュラーキーのフェリーターミナルからフェリーで30分。ワトソン ベイ ウォーフで降りたら徒歩で15分ほど。大都会からすぐなのに、とっても静かで癒されるビーチです。
レックビーチ | カナダ バンクーバー
世界で一番長いヌーディストビーチと言われているように、その長さ7.8㎞。もともとは1970年代に地元の大学生たちが脱ぎ始めたビーチだそう。バンクーバーへは成田から8時間30分ほど。ブリティッシュコロンビア大学のすぐそばで、アクセスが便利です。
今回は、ヌーディストビーチを満喫するためのマナーをお届けしました。それぞれのブライバシーを尊重しながら、ぜひ楽しんでみてください。
[All photos by Shutterstock]
Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー
旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。
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