海外旅行には、やはり治安の良い都市に行きたいものですよね。そこで、世界のあらゆることに関するトップ10をランキングする米国のWEBサイト「Top 10 list」をもとに、治安がいいと言われる場所を紹介したいと思います。
ちなみに大辞林 第三版 (三省堂)では、治安とは、「国家・社会の秩序や安全がよく保たれていること。」と定義されています。
犯罪率が低かったり、犯罪が起きてもすぐに検挙される防犯体制が整っていたりと、治安の良さはさまざま。それぞれ、どういう風に治安が良いのでしょうか。各国の特徴や国民性とともに見ていきましょう。
ABC諸島
世界でももっとも治安が良いといわれるABC諸島は、カリブ海に浮かぶオランダ領の島で、アルバ島、ボネール島、キュラソー島の3つの島の総称です。犯罪率が比較的低く、政治的、経済的に安定しているといわれれています。リゾートで島を訪れるなら、真っ先にここを選びたいものですね。
アイルランド
アイルランドは、国民の約90%がカトリック教徒であることから、国民の気質は一般的に温和だといわれています。特に人懐っこいのが特徴で、レストランで隣り合わせた人から、気さくに声をかけられるなど人情味を感じられるそうですよ。
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キプロス
首都ニコシア市をはじめ、キプロスの各都市の治安は比較的良好だといわれています。南キプロスの国民の多くを占めるギリシャ人は、一般的に底抜けに明るくて、開放的。家族や親戚間の絆が強く、仲がとても良いといわれています。そんな暖かい人柄がこの国を良い雰囲気に保っているのかもしれませんね。
シンガポール
犯罪に対する刑が非常に重いといわれるシンガポール。一般的に安全で、日本人にとって住みやすい都市だといわれています。犯罪発生率も年々、わずかですが減少してきているそうで、引き続き良好な治安を維持できるといわれています。もちろん旅行者を狙ったスリや置き引きは変わらず発生しているので、気に留めておきましょう。
ルクセンブルク
ベルギー、ドイツ、フランスに囲まれた国、ルクセンブルクの治安は、近隣諸国の中でも比較的良好だといわれています。堅固な城砦と、可愛い建物が並ぶ町並みは、ますます安心感を感じさせます。一般的に、ルクセンブルク人は礼儀正しく、誇り高い国民性が特徴だといわれています。
治安がいい場所を紹介してきましたが、旅行者に対するスリや置き引きなどはどの国でもありますし、もちろん場所によっては危険ということもあります。
治安がいいからといって気を抜かず、どこにいても「何が起こるかわからない」といった危機意識は忘れずにいたいですね。