【摩天楼を彩る日本桜】ニューヨークの花見名所「ルーズベルト・アイランド」

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Mar 9th, 2014

ニューヨークで桜が開花するのは、例年4月中旬以降。セントラルパークや各植物園でも見事ですが、今回ご紹介したいのは、ルーズベルト・アイランド(Roosevelt Island)です。
マンハッタンとクイーンズに挟まれたこの細長い小さな島からは、エンパイアやクライスラーをはじめとする、マンハッタンの東側の摩天楼が美しく眺められます。

【摩天楼を彩る桜】ニューヨークの花見名所「ルーズベルト・アイランド」

摩天楼と共に桜を眺める、春限定の絶景。桜とクライスラー・ビルディングの2ショットも良いものです。

【摩天楼を彩る桜】ニューヨークの花見名所「ルーズベルト・アイランド」

桜の開花時期は、その年の気候によって異なりますが、おおむね4月中旬以降です。
ルーズベルト・アイランド(Roosevelt Island)には数種の桜がありますが、ソメイヨシノは4月中旬以降、八重桜は2週間程遅れて4月下旬以降に開花することが多いようです。

【摩天楼を彩る桜】ニューヨークの花見名所「ルーズベルト・アイランド」

ルーズベルト・アイランドの南西部に、桜並木とプロムナードがあります。舞い散る桜吹雪の中で、ベンチに座り、春のニューヨークを堪能してください。
天気に恵まれれば、ランチを用意してお花見もおススメです。ただし、ニューヨークでは公共エリアでの飲酒は禁じられておりますので、ご注意を。

【摩天楼を彩る桜】ニューヨークの花見名所「ルーズベルト・アイランド」

自分まで桜色に染まり、花酔いしてしまいそうな桜のトンネル。
素晴らしい眺めにも関わらず、観光客は少なく絶好の穴場です。

【摩天楼を彩る桜】ニューヨークの花見名所「ルーズベルト・アイランド」

ミッドタウン東側(60th Street 2nd Ave)からトラム(ロープウェイ)が通っており、ほんの数分なものの空中からマンハッタンと桜を眺めることが出来ます。

【摩天楼を彩る桜】ニューヨークの花見名所「ルーズベルト・アイランド」

トラム(Roosevelt Island Tramway)は、地下鉄乗車料と同じ金額で、メトロカード(Metro Card)で乗車可能。ご旅行でいらっしゃる方には、眺めが望めるトラムが楽しめるでしょう。トラムは、映画「スパイダーマン」にも登場しています。

【摩天楼を彩る桜】ニューヨークの花見名所「ルーズベルト・アイランド」

NYの3大ブリッジの一つ、エド・コッチ・クイーンズボロ・ブリッジ(Ed Koch Queensboro Bridge)。(以前のNY市長エド・コッチ氏の名前を加えて2011年に改名されましたが、ニューヨークでは誰も使わない名称なので、単にクイーンズボロ・ブリッジと呼ぶのが良いでしょう。)

ルーズベルト・アイランド(Roosevelt Island)は、主に住宅地と病院の静かな島でしたが、現在は高級コンドを増設、再開発中です。
コーネル大学大学院の巨大研究施設の開設(2017年〜)が決まっており、第2のシリコンバレーに生まれ変わる予定。ニューヨークは相変わらず進化し続けています。

【摩天楼を彩る桜】ニューヨークの花見名所「ルーズベルト・アイランド」

ルーズベルトアイランド(Roosevelt Island)
 マンハッタン東側とクイーンズ西側のイーストリバーに位置する島。

 トラム (Roosevelt Island Tramway) 
 60th Street 2nd Ave〜Roosevelt Island間を往復。15分ごとに運行。 
 地下鉄 Fライン(Roosevelt Island) 
 マンハッタン東側駅(Lexington Ave 63rd St) より1駅目

[All Photo by Hideyuki Tatebayashi]

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

SHARE

  • Facebook