世界には、古くから言い伝え・ジンクスのあるの教会・修道院・大聖堂があり、現代に至ってもそのご利益を求め、多くの人々がつめかけています。今回は、中でも有数の、荘厳なる3つの聖地をご紹介します。今回もまたDeNAトラベルさんに頂き、パワー溢れる教会、修道院、大聖堂を厳選しました。
それではいってみましょう!
モン・サン=ミシェル(フランス)
初めて目にする人なら誰もが驚きを隠せないと同時に、その美しさに魅了されてしまう、修道院モン・サン=ミシェル。世界遺産にも登録されています。
海に浮かぶ小島の岩山に造られているモン・サン=ミシェルは、大天使ミカエルのお告げによって中世に建てられたという伝説があります。今でもカトリックの重要な巡礼地の一つとなっており、ここに訪れた者は、大天使ミカエルのパワーを受け取ることができるというジンクスが伝わっています。
大天使ミカエルのパワーは、恐れや不安などのネガティブなエネルギーを浄化し、癒す効果があるそうです。人が新たに何かに立ち向かい、動き出すためのパワーを得られるといわれています。
眺めているだけで心がクリアになる感覚。すでにパワーの恩恵に預かっているのかもしれませんね。
サントワリオ・デ・チマヨ教会(アメリカ)
ニューメキシコ州にある小さな町マチヨにある、小さな教会サントワリオ・デ・チマヨ。ここには、いくら汲んでも尽きることはないという、“奇跡の砂”が湧き出ています。
この“奇跡の砂”には、不思議な言い伝えが残っており、体の悪い部分に塗ると、病気や怪我が治ってしまうのだそうです。実際、多くの人々がこの地を訪れ、“奇跡の砂”に触れたり、持ち帰ったりしています。
ニューメキシコ州は、古くはネイティブアメリカンの聖地であったことから、何か神秘的な力が宿っていることは間違いなさそうです。
カンタベリー大聖堂(イギリス)
6世紀末にイギリスで初めてキリスト教が伝えられたとされるカンタベリーの地は、有名な巡礼地としてその名を広めています。カンタベリー大聖堂は、中でも荘厳で、イギリス国教会の総本山として存在しています。
この大聖堂の一番奥には大司教だったトマス・ベケットが祀られています。
国王と対立したベケットは、大聖堂内で暗殺されてしまいますが、その後聖人となり、重病人や瀕死の怪我人を次々と治療したといわれています。
この奇跡の伝説が、多くの巡礼者を呼び、現在でもそのご利益にあずかろうと、世界各国から人々が訪れているそうです。
神秘的な言い伝えの多い教会・修道院・大聖堂。一生に一度だけでも、その聖なる力に触れてみたいです。
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