独自の信仰により、現代でも自給自足の生活をしているアーミッシュは、自動車や電気など文明から遠ざかった生活様式で暮らしています。彼等の食生活も、すべて手作り。昔風のスタイルで作っている食べ物は、元祖オーガニックと言えるかもしれません。
フィラデルフィアの中心地にあるReading Terminal Marketは、観光客にはあまり知られていませんが、地元住民の台所です。日本のデパ地下に近いかもしれません。
特に魅力的なのが、ランカスターなどのアーミッシュ村に行かなくても、アーミッシュ・フードが買えること。彼等の作ったチーズやパン、ケーキ、チョコレート、野菜は品質が良いのに、何しろ安くて、NYCの商品の半価ほどなのです。
スイーツ好きに、イチオシなのが、Beiler’s Bakery。ホームメイドのパイやケーキなど、添加物のない、素朴な美味しさ。値段も手頃。
名物のスティッキー・バン(sticky buns ピーカンナッツがたっぷりのった砂糖がけのパン)や、ウーピーパイ(Whoopie pie チョコレート生地のスポンジに生クリームを挟んだもの)は是非試してほしいスイーツ。
評価の高いドーナッツ。すべてを味見したい!
アーミッシュ(Amish)は、ペンシルバニア・ダッチ(Pennsilvania Dutch)とも呼ばれます。
17-18世紀にかけて、宗教迫害を逃れ、信仰の自由を求めて、アメリカペンシルバニア州に移住したドイツ系移民を意味します。
甘い匂いに誘われると、キャンディ・ショップ Sweet as fudge candy shoppeが。
様々な種類のチョコレートや、色とりどりのキャンディ、ナッツなど店内にぎっしり。
日本で言えば、駄菓子屋さんみたいです。
美しいチョコレート。
たくさん種類があるので、目移りしてしまいます。気の利いたお土産になりますよ。
Reading Terminal Marketでのお土産。夜ホテルの室内で撮ったので、画像が悪くてすみません。ゲットしたのは、チョコレート・プレッツェルほか。プレッツェルはクリスピーで、チョコレートも美味。回転が良いのか、フレッシュな味でした。ビックリするほど安い価格です。
星型のプレツェルは、ヨーグルトとチョコレートの2種類入り。
Beiler’s Bakeryで買ったパウンドケーキは、しっとりと素朴な優しい味。なんと半額の2ドルで購入。
アーミッシュは宗教上の理由で日&月曜日が休み(日曜日は安息日)なので、土曜日夕方は売り切るため、半額になるのです。土曜日の夕方は狙い目ですよ!
食の情報誌bon appétit で、”The 5 Best Food Halls in America” にも選ばれたReading Terminal Market。アーミッシュ・フードの他、オバマ大統領も食べたというフィリーチーズステーキ・サンドイッチを始め、軽食のお店が数多く入っています。
ぎっしりと美味しいもののお店が入っているReading Terminal Marketは、フィラデルフィア旅行の際は、是非立ち寄って欲しい場所です。
住 所 51 North 12th Street Philadelphia, PA 19107
(12TH & ARCH STREETS)
電 話 215-922-2317
営業時間 MONDAY-SATURDAY 8a.m-6p.m
SUNDAY 9a.m-5p.m