初夏の緑のまばゆさは、赤ちゃんの愛らしさに似ています。生命力に溢れ、無邪気で、まっすぐで、澄みきっているー。気持ちが浮かないときには、そのまっすぐさに切なくなることもありますが、同時に癒されるのも事実。
日差しに目を細めながら、近づいてくる夏の予感に少し心を踊らせ、でも今はこの季節の美しさに身をゆだねていたいと思う。そんな時間を過ごせる、大人の初夏散歩にふさわしいスポットを探してみました。
旧古河庭園
西洋庭園、日本式庭園、滝や池など見どころあふれる旧古河庭園。元は古河財閥の邸宅だったそう。古きよき時代の優雅さにふれることができる、贅沢な庭園です。建築家ジョサイア・コンドル氏による洋館内の見学は、往復葉書による事前の申込みが必要。
新緑のもみじは、秋とはまた違う青々とした色が、新鮮に映ります。6月8日までは「春のバラフェスティバル」が催されています。5月16日~25日は21:00(最終入園は20:30)までライトアップされたお庭を楽しむこともできるそうですよ。
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旧古河庭園住所:東京都北区西ヶ原一丁目
電話:03-3910-0394(旧古河庭園サービスセンター)
営業:9:00~17:00(入園は16:30まで)※年末年始、補修工事中などは休園
料金:一般150円、65歳以上70円(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
旧岩崎邸庭園
三菱財閥の三代目、岩崎久彌氏の本邸として建てられた岩崎邸庭園。木造の洋館は地下道で撞球室(ビリヤード場)とつながっていて、随所に見事な装飾が施されています。
1階のサンルームは細い木枠の広々とした窓に囲まれていて、外の景色に心が和みます。洋館の窓越しに眺める新緑もまたいいものです。
ガイドボランティアによる見学ツアーも11:00、14:00の2回開催されています。予約不要、参加費無料なので、気軽に参加できそうですね。
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旧岩崎邸庭園住所:東京都台東区池之端
電話:03-3823-8340(旧岩崎邸庭園サービスセンター)
営業:9:00~17:00(入園は16:30まで)※年末年始、補修工事中などは休園
料金:一般400円、65歳以上200円(小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料)
根津美術館
日本と東洋の古美術品コレクションを展示する根津美術館。開放的なエントランスでは、吹き抜ける風と配された緑に、あっという間に非日常へ誘われてしまいます。
©根津美術館
都内の一等地とは思えないほど豊かな庭。美術鑑賞の後、余韻にひたりながら散策すると、とても贅沢な気持ちになれます。庭園内にあるカフェからも、壁の大部分を占めるガラス窓から緑を楽しむことができ、まさに都会のオアシスです。
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根津美術館住所:東京都港区南青山6-5-1
電話:03-3400-2536
営業:10:00~17:00(入館は16:30まで)※月曜・展示替期間・年末年始休館(月曜が祝日の場合、翌火曜休館)
料金:特別展 一般1200円、高校生以上1000円/コレクション展 一般1000円、高校生以上800円
すずめのお宿緑地公園
©PORTAL TOKYO
目黒区碑文谷の住宅地にひっそりたたずむ、すずめのお宿。昭和初期、この辺りのすずめたちはみな、この竹林を寝床にしていたそうです。数千のすずめたちが朝いっせいに飛び立ち、夜は空が薄暗くなるほどの集団で帰ってくる・・・その様子からこの名が付きました。
©AIMHOUSE TIMES
公園内には、移築された古民家があり、自由に見学できます。一歩踏み入れるとその暗さに驚きますが、板の間に腰をおろし、しばらくするとだんだん闇と光とが自分の中で調和されていくのを感じます。古民家で休憩しながら眺める竹林ののどかさは、言葉では表せないほどです。
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すずめのお宿緑地公園住所:目黒区碑文谷三丁目11番22号
電話:03-5722-9741(目黒区 みどりと公園課)
時間:9:30〜15:30(公園は24時間開放)
※月・火、年末年始休館(祝日の場合は公開)
※見学無料
この季節は、一人での散歩も心地いい。初夏の光を浴び、風に揺れる緑の音に耳を澄まし、自分のテンポで感じたことを味わい、これからのことに想いを馳せる。そんな時間を大切にしたいものです。
Aya Yamaguchi 統括編集長
インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「
イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。
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