南太平洋に浮かぶ島々からなるバヌアツ共和国。ここには世にも珍しい5つのものがあります。
1. 火口に近づける「ヤスール火山」
バヌアツのタンナ島にあるヤスール火山は、「世界で最も火口に近づける活火山」と言われています。轟音とともに吹き上げるマグマは迫力満点! 夜の闇の中で見ると、まるで地獄の世界のワンシーンのようです。
2. 底抜けに青い「ブルーホール」
バヌアツには6つのブルーホールと呼ばれる湖があります。どれも「空が落ちてきた湖」と言われるほど深い青さですが、なぜここまで青いのか、その原因はまだ解明されていないそうです・・・。
3. 危険度MAX!バンジージャンプの起源「ナゴール」
バンジージャンプの起源は、バヌアツのナゴールという民族儀礼と言われています。ナゴールは、バンジーのゴムと異なり、植物のつたを足に絡みつけ高所から飛び降りるスタイル。成人になった男性が命がけでチャレンジします。
4. ノンアルコールなのに酔っ払う「カヴァ」
泥水のような見た目の嗜好品。カヴァというコショウ科の潅木の根っこを乾燥させて作ります。アルコールは含まれていないのに、飲むと独特の酩酊感を味わえるそう。バヌアツではアルコール感覚でカヴァを楽しんでいます。
5. 意外とアクセスがいい「海底郵便局」
2003年に開局された海底郵便局。場所は海岸から50m、水深は3mと、アクセスはまぁまぁ? とはいえ、勤務する郵便局員さんは大変そうです・・・。
バヌアツは、新経済基金ハッピープラネットの2006年度の「国民の幸福度」をはかる調査で、世界第一位に選ばれました。手つかずの自然が残り、きれいな海に囲まれ、食べ物も豊富。そんな豊かな環境だからこそ、住む人々の心もまた、豊かになれるのかもしれません。
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