ワイン大国のフランス、実は若者の間でワイン離れが進んでいるのだそうです。確かにパブやバーを訪れると、ワインよりもビールを飲んでいる人の方が多いかも。フランスの友人たちと食事をしても「まずはビール!」という人が多いことに驚きます。
当地ではビールと一口に言ってもたくさんの種類があり、ラガーにエール、小麦はもちろん、淡いピンク色をした「ロゼビール」なるもの。ロゼビールはヨーロッパ各地でここ数年人気を集めています。ラズベリー風味やピーチ風味など、カクテル風のロマンティックな味わい。
今期はフランスを代表するビール「クローネンブルグ」から新登場の夏らしいフレーバー2種類をご紹介したいと思います。同社が今年、創業350周年を迎えるのを記念した特別なビールです。
新しいフレーバーは赤いボトルの「Fruit Rouge(赤い実とシトラス風味のビール)」と「 Citron Citron Vert(レモンとライム風味のビール)」。通常のクラシックで高貴な印象の「1664」のラベルとは異なり、 かなりポップな感じです。
早速、試飲してみました!
まずは黄色のビールから。 通常のラガービールよりも黄みがかっているような色合いです。レモンとライムの風味がとっても爽やか! 苦みがまったくないので、ビールが苦手な人でもゴクゴク飲めそうです。
続いて赤色のビール。 フルーティーな香りなのですが、栄養ドリンクを思わせる人工的な味。こちらも苦みがないのでかなり飲みやすく仕上がっています。
ビールのアルコール度数5パーセント、価格は1本1.35ユーロ(約190円/500ml)。瓶入りと缶入りのものがあります。それにしてもフランスはビールが安いですね!
日本にはまだ入ってきていないようですが、あれば手に取りたくなるキュートさです。
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