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【大学生が見た海外の“今”】研修中のカメラロール見せてください!フランス編|日本女子大学×TABIZINE10周年

Posted by: TABIZINE編集部
掲載日: Dec 7th, 2023.

TABIZINE10周年企画、第3弾は日本女子大学とコラボ。大学生ならではの視点で切り取られた海外の“今”をお届けします。今年2023年から国際文化学部が新設された日本女子大学。新学部では1年生から約2週間の海外研修で他国の言語や文化を学ぶプログラムが必修となりました。彼女たちの研修中のカメラロールや等身大の体験談から見えてくる、教育や文化、価値観の違い、そこから得た学びとは? 第4回は、フランス編。レポーターは、日本女子大学国際文化学部1年生のA.Kさんです!

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夕暮れ
南仏で現地の方と一緒に食事をしながら、フランスでの夏の過ごし方や食文化を学ぶ


海外短期研修中のカメラロール見せてください!

A.Kさんのカメラロール

【pick up!】ラ・ナプール城のテラスから見える朝の景色

ラナプール城のテラスから見える朝の景色

「研修では10日間をラ・ナプール城で過ごしました。午前中はラ・ナプール城の中にある語学学校のグラン・ブルーでフランス語を学びます。ラ・ナプール城に滞在中は、毎朝テラスで朝食をいただきましたが、そこから見える港の景色が綺麗で印象的でした。太陽の光が海に反射して見える風景は、フランスの印象派の画家クロード・モネが描いた《印象、日の出》を思い出します。実際にモネが見た景色とは違うけれど、このような景色を見て作品を描いたのでは? と思うととても嬉しく、心に残る風景となりました」
                                       
                                                     

【pick up!】オペラ座の天井

オペラ座の天井                                                  

「パリのオペラ座で観劇をするフィールドワークの中で、大きなシャンデリアとマルク・シャガールが描いた天井画の迫力に圧倒されました。オペラ座に行く前には、シャガール美術館で作品を鑑賞していたので、その際に観たシャガール独特の世界観がオペラ座の華やかな雰囲気と上手く調和した、新鮮な空間に感じられました。また5階のボックス席だったからこそ、絵の細かい部分を観ることができた点もよかったです」

【pick up!】オランジュリー美術館に展示されているモネの作品

フランス オランジュリー美術館
               
「楕円形の部屋に、モネの睡蓮の連作が展示されている空間はとても素敵でした。自然光が入るように設計された部屋は、印象派が重要視する“光”をしっかり意識された造りで、一つひとつの作品の世界観に浸ることができます。

大きな睡蓮の連作を見ながら、モネがどのような気持ちで描いたかを考えたり、筆の動きや色使いを見たり、とても楽しく有意義な時間でした」
    

現地で感じた文化ギャップ

フランスの自由な国民性が動物にも表れている?

「日本ではありえない光景で驚いたのが、どこのお店でもペットを連れて店内を歩いているお客さんがいること。特にスーパーマーケットの中に犬を連れ歩いているフランス人が多く、犬も当たり前のように店内を歩いているのがとても可愛かったです。

フランス スーパーマーケット ペット

南仏ではお店の外のベンチにネコが寝ていたり、パリでは窓辺にネコが自由に座っていたりと、フランスの自由な国民性が動物の行動にも表れているような気がしました」

南仏ではお店の外のベンチにネコが寝ていたり
窓辺の猫 フランス
 

海外で役立つモノ・コトはこれ!

「実はパリ研修の後半は、ほぼ毎晩日本から持参したインスタント味噌汁を飲んでいました。出汁がとても恋しくなるので、味噌汁は必需品だと思います! またフランスは基本乳製品の食べ物ばかりなので、胃がもたれたときに飲む薬も役立つかもしれません」

 


 

ジェラート
街を散策するフィールドワークではフランスの人々の生活やヴァカンスの様子を学びました

『自由』について感じたこと

「フランス人は自己表現の幅が“自由”だと感じました。日本では、自分が着たい服を着て、自分の言いたいことを言葉にして、自分が学びたいことや、やりたいことにブレーキをかけず深く掘り下げて詳しくなる、そんな当たり前に出来そうなことが出来ていない人が多いかもしれません。

主観より客観的な視点を優先してしまいがちなのは日本人の良いところでもあり、悪いところでもある気がします。自己犠牲をよしとする人が少なからずいる日本人に対し、フランス人は驚くくらいに自分ファースト。しかし、自分の心の目にフォーカスしているフランス人だからこそ、より自由で斬新な自己表現力を得て、悠々自適に自分を磨いているように見えました。

フランスや他の国の人たちは、自己主張をすることで守ってきた他人との境界線をよりはっきりさせるために、“自由(自由に発言する、自由な自己表現のスタイルなど)”を愛しているのだと感じました」

今回、フランスの“今”をルポしてくれた日本女子大学生は……

A.Kさん

「今回の海外短期研修では、クリエイティブな授業が多かったことで、より自己表現の幅が広がりました。フランス語の授業で絵を描いたり、仮想の事業ロゴを折り紙を使って表現したり。

授業風景
海外短期研修の授業風景

授業に参加する、という言葉そのものの解釈が日本と海外とでは違うような気がします。日本では、基本黒板・教科書・ノートと向き合う授業が多いですが、フランスは、頭だけでなく、手を動かしながら、より自分の頭の中のことを形にする、ということを大切にしていると感じました。どちらもメリットとデメリットがあると思いますが、個人的に海外のクリエイティブな授業スタイルは、より自分で考える場面が多く勉強になりました」

 


 

TABIZINE編集部

TABIZINE Editors
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