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日本文化が海を渡り「ハワイ名物」に生まれ変わったもの3つ

ライター: 松元 春菜
掲載日: Jul 26th, 2014. 更新日: Jan 18th, 2017

日本文化が海を渡り「ハワイ名物」に生まれ変わったもの、3つの物語

シェイブアイス、スパムにぎり、アロハシャツなど、知らない人はいないであろう「ハワイの名物」。実は、日本の文化が深い影響を与えて、誕生したものばかりなのです! 19世紀終わりから20世紀初頭、多くの人が日本から新天地での夢を抱いて、ハワイに渡りました。彼ら「日系移民」の独特な文化背景からハワイ名物に生まれ変わったというのです。1900年初頭、どんな物語があったのか、ご紹介していきましょう。


「アロハシャツ」を生み出した、もったいない思想


日本文化が海を渡り「ハワイ名物」に生まれ変わったもの、3つの物語


ハワイでは結婚式などの正装としても着用される「アロハシャツ」。まさに国を代表するアイテムといえますが、そんなアロハシャツもまた日本人の文化から生まれたハワイ名物だといわれています。

貧しい日本での暮らしを変えようと海を渡った日系移民の方々の大半が、サトウキビ畑の労働者として働いていました。当時、農園で働く労働者たちは「バラカ」と呼ばれる開襟のシャツを着用していました。日本から移住した労働者たちは、日本から「宝物」として持参した着物を大事にタンスにしまっていましたが、常夏のハワイでは着る機会がない。そこで、有効に使うためにバラカシャツの形に仕立てて、着るようになったといわれています。


「もったいない」という日本独特の思想から生まれたそのシャツ。着物の和柄や色合いが現地の方々には「かっこいい!おしゃれ!エキゾチック!」と新鮮に見えて「着てみたい」という声が多発。1900年代はじめに、そんな日本人のシャツを真似して市販で売られるようになったそうです。その後、観光でやってきた欧米人たちもお土産として買い求め、人気が広がり現在の「アロハシャツ」へと生まれ変わりました。

近年「もったいない」文化が見直されてエコ習慣が注目されていますが、こうしてみると昔の日本では当たり前にリサイクル生活をしていたのですね。

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