カリブ海に位置するセント・マーチン島。オランダ領にあたる「マホビーチ」には世界中の観光客が集まってきます。人々の目を釘付けにしているのは・・・そう、飛行機!マホビーチのすぐそばにはプリンセス・ジュリアナ国際空港があり、その距離が非常に短く、着陸態勢に入った飛行機が頭上スレスレを通過するのです。
その高度はわずか20〜30メートル。圧巻の光景さながら、撮影された写真は凄過ぎて現実感がなく、まるで合成写真のよう!
ビーチと空港がもはや一体化!?
飛行機の時刻表が置いてあったり、管制塔からの放送があったりと、もはやビーチは空港の一部。アメリカ本土や、フランスなど世界各国からやってくる飛行機が、海の向こうから一直線に突進してくる様子は、他に類を見ないここならではといった体験です!
「DANGER」という文字が大きく記された看板がいたるところで見受けられる程、着陸時はジェット噴射の影響で突風が起き、油断していると吹っ飛ばされてしまいます。
二つの国が混在する不思議な島
また、セント・マーチン島は、島内がフランス領とオランダ領に分かれている珍しい島。テイストの異なる街並が一堂に介しています。
オランダ領(ダッチ・サイド)の首府「フィリップスブルフ」にはレストランやバー、お土産店がズラリ!ディズニークルーズの停泊場所でもあります。
一方フランス領となる(フレンチ・サイド)の首府「マリゴ」にはフランスのスーパーもあり、マーケットではカラフルな雑貨などが購入できます。貨幣はドルもユーロも試用可。
もちろん、最大の醍醐味はコバルトブルー色に輝く海。海好き、飛行機好きの旅人ならいつかは行ってみたいと願わずにはいられない名スポットです!
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