茹で立てにお塩をパラリと振りかけていただく枝豆。想像しただけでもビールがのみたくなりますね! 実はこの枝豆、寿司に次ぐ人気の和食として世界から注目を集めています。「おいしい」というのはもちろん、その健康面にも関心をもつ人が増えているようです。
人気の和食第2位にランクイン
検索サイト「グーグル」で、海外ユーザーが2013年の1月から11月に検索した和食のキーワードで2番目に多かったのが「枝豆」だったことを共同通信が伝えています。またテレビ東京のレポートでは、アメリカの枝豆消費量は毎年約3万トンずつ増えていると報道。
実際に海外の日本食レストランでは「Edamane」がメニューに載っていることが多いし、海外のアジア食材店を訪れた際に「Edamameを探している」と言えば、シンガポールでもドバイでも通じます。いかに枝豆が世界で浸透しているかが分かりますね。ただ、新鮮なものを入手するのは困難なため、冷凍モノが一般的。
海外ならでは?!枝豆の食べ方
海外では塩にガーリックとチリパウダーを合わせたものを振りかけるなど、塩味以外にも食べ方があるようです。以前、TABIZINEでもご紹介した「ガーリック枝豆」はハワイの定番。横浜にあるハワイアンカフェバー&ダイニング「MANOA AlohaTable」(マノア・アロハテーブル)で味わうことができますよ。また、枝豆をサラダやピラフに混ぜたり、スパイスなどと共にミキサーにかけてディップにしたりすることも。
枝豆の効能
「健康食」として注目されている枝豆には、食物繊維に鉄分、スタミナ不足の解消に効果のあるビタミンB1など体によい成分がたくさん含まれています。枝豆のたんぱく質にある「メチオニン」という成分には、飲み過ぎや二日酔いを抑える働きも(枝豆の総合情報サイト『枝豆日和』による)。「ビールに枝豆」は、理にかなった組み合わせなのですね。
当たり前のように食べているものが、海外でこんなに注目を集めていたなんて、なんだか不思議な感じがしますよね。体に優しい今が旬の枝豆、夏の間に美味しい枝豆をしっかり食べておきたいですね!
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