パン派、ごはん派と日本も朝食に何を食べるかは人によりさまざまですよね。しかし、国によって朝食に多くの人が食べる傾向にある「これ!」というものは少なからず存在するようです。今回は、ヨーロッパ内の国別の朝食メニューを比較してみました。
今日はイギリス流に
パンにソーセージに卵・・ボリュームたっぷりのイギリスの伝統的な朝食。今もこのフルメニューを朝食にするイギリス人はたくさんいます。油の使用が多いのでずっしりくるかもしれませんが、お酒を飲みすぎて脂っこいものが食べたい!そんな時に食べたくなるメニューかもしれません。
今日はイタリア流に
イタリアでは、朝食は甘いものとコーヒーと決まっています。ハムや卵など、おかずのようなものを食べるイタリア人はごくわずか。また、フルーツやヨーグルトを摂る人もすくなく、ブリオッシュ(甘いパン)とカップチーノといたってシンプルです。
また、イタリア人はバールでコーヒーを飲むのが大好き。カップチーノも約150円ととってもお手軽なんです。朝から友人たちをおしゃべりを楽しんで元気を出していく、イタリア人らしいですね。
今日はオランダ流に
オランダの朝ごはんの特徴はなんといっても、乳製品の摂取が多い事。酪農大国だけあって、一日を通して乳製品を摂る頻度が高いです。
たっぷりのヨーグルトを頂きます。スーパーには1リットル入りのヨーグルトがずら~っと並んでいるんですよ。
また人によってはチーズやハムなどを食べる人もいます。
今日はフランス流に
イタリア同様、朝ごはんに塩辛いものを食べるという習慣はフランスにもないようです。クロワッサンは主流で、フランス人が大好きなパンの1つ。
また、バゲットもフランス人にかかせないパンです。縦にざっくり切って、そこにバターやお気に入りのジャムをたっぷりのって頂くのがフランス流!
今日はポーランド流に
オランダ同様、乳製品からハムに卵料理とバラエティ豊かなポーランドの朝食。また、コッテージチーズなどフレッシュチーズの消費も多く、パンと一緒に頂く事がよくあります。パンの種類なども西ヨーロッパとは異なってきますので、そんな比較も面白いかもしれませんね。
ヨーロッパの中でも大きく異なる朝食事情。その日の気分に合わせて、「今日は◯◯流にいこう」なんて言いながら、「異国のひと時」を楽しめそうです。
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