JR東海の「そうだ 京都、行こう。」のCMが大好きでした。
見るたびに、ああ、もうそんな季節なんだと、四季のめぐりを感じ、ラストの音楽に心がざわめき、今度はいつ京都へ行けるかなぁと想いをはせるのです。
そんなシリーズも昨年で20周年だそう。200近い名作CM&ポスターで紹介された社寺は70を超えます。その中から、珠玉の7選とともに京都の絶景をめぐってみたいと思います。
三千院
©三千院
美しい紅葉、苔むした庭にたたずむ愛らしいお地蔵さま、京都らしさが存分に詰まった隠れ里、三千院。「パリやロスにちょっと詳しいより 京都にうんと詳しいほうが かっこいいかもしれないな。」そんな名文句にうん、うん、とうなずいてしまいます。
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京都大原 三千院住所 京都市左京区大原来迎院町540
電話 075-744-2531
拝観時間 9:00~17:30(3月~10月)、8:30~17:30(11月)、9:00~16:30 (12月~2月) ※無休
拝観料 一般700円、中学生400円、小学生150円
祇園
©JR東海「そうだ 京都、行こう。」
古の頃から、無数の“暮らし”がひしめく細い路地。「ひとすじ入ると 京都はもっと京都でした。」というCMの言葉を聞いた瞬間、まだ見ぬ生きた京都に迷い込みにいきたくなりました。
詩仙堂
©JR東海「そうだ 京都、行こう。」
「ある日突然、戦うのがイヤになりました。花や虫たちと、暮らすことにしました。」そう言ってこの庭を作った戦国武将・石川丈山。たしかに四季折々の花と調和するこの庭は、いつまでも眺めていたい居心地のよさがあります。
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詩仙堂住所 京都市左京区一乗寺門口町27番地
電話 075-781-2954
開門時間 9:00~17:00 ※5/23定休
拝観料 大人500円、高校生400円、小・中学生200円
源光庵
©JR東海「そうだ 京都、行こう。」
有名な、丸い“悟りの窓”と、四角い“迷いの窓”。切り取り方ひとつでこんなにも、涌き上がる感情が違うとは・・・京都人は、自然を眺める天才です。「私は宇宙を、友人は人生を、考えていたのでした。」あなたは何を想いますか?
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源光庵(げんこうあん)住所 北区鷹峯北鷹峯町47
電話 075-492-1858
拝観時間 9:00~17:00
拝観料 大人400円(11月は500円)、小人200円
嵐山 渡月橋
©JR東海「そうだ 京都、行こう。」
嵐山にはぜひ早朝訪れてみてください。京の山々に抱かれたこの地に満ちた、豊かな水の気を存分に味わえます。「ここに、こういう橋を持ってくるところが、京都なんだな。」
東福寺
©JR東海「そうだ 京都、行こう。」
「六百年前、桜を全部、切りました。春より秋を選んだお寺です。」その潔さが、ほかにはない感動を生むということ、なんだか人生にもなぞらえてしまいます。
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東福寺住所 東山区本町15丁目778
電話 075-561-0087
拝観時間 4月~10月末 9:00~16:00、11月~12月初旬 8:30~16:00、12月初旬~3月末 9:00~15:30
拝観料 通天橋・開山堂、東福寺本坊庭園はそれぞれ大人400円、小中学生300円
善峰寺
©JR東海「そうだ 京都、行こう。」
京都随一の眺望を誇るこのお寺だからこそ出会える秋があります。ゆっくりと人生について、自分をとりまく今の状況について、考えてみたくなります。「子どもは ひと夏ごとに、おとなは ひと秋ごとに、なにか大事なものを身につけてゆくように思います」
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善峯寺(よしみねでら)京都市西京区大原野小塩町1372
TEL 075-331-0020
8:00~17:00(12/31は23:45~1:15開門、1/1は6:30開門)
入山料 大人500円、高校生300円、小・中学生200円
今回の7選は、京都らしい秋の情緒と、人生になにかを投げかけてくれた言葉を軸に選びました。あなただけの7選は、こちらから探すことができますよ。
Aya Yamaguchi 統括編集長
インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「
イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。
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