イギリスといえば、最古の鉄道史をもつ国の1つ。なだらかな丘陵、平原がどこまでも続くイギリスには、ぜひ電車で旅をして欲しいスポットがたくさん存在します。今回は、イギリスの人気新聞紙、The Guardianが推奨する「イギリスの中で最も絵になる鉄道スポット」を紹介します。
イギリスで最も絵になる鉄道エリアとは?
イングランドの北部、ほぼスコットランドとの境界線近くにある「Carlisle」の近辺です。
この赤線でつながれた、トライアングルのラインを走る電車の旅がなんといってもThe Guardianの一押し。
Cumbria Coast 線
Cumbria Coast 線に乗って、トライアングルの左側の海岸を走る地方は「カンブリア」と呼ばれており、日本人にも人気の湖水地方が近くにあります。
電車の中から海を眺める事ができます。なんとも穏やかな海。
このカンブリアの海岸沿いを走る電車は、時に徒歩と同じぐらいのペースにスローダウンする事もあるそうです。時の流れを忘れてゆっくりと旅を楽しめそうです。
普段スピードに追われた生活をしているからこそ、こんな時は時の流れに身をまかせ、ゆったりのんびりと旅が楽しみたいですよね。
Settle–Carlisle 線
こちらは、Carlisleから南方向に走る、北イングランドのメインライン「Settle–Carlisle 線」。優しくてほっこりする、イギリスの田園風景が楽しめます。「イギリスで最も美しい眺めが楽しめる鉄道線」とも言われているそうです。
ずっと見ていても飽きそうにありません。どこまでも続く平原を眺めながら、イギリス風にティータイムを楽しみたいですね。
「ロンドンまでは242マイルです」なんてお茶目な看板も。イギリスにいることを実感させてくれます。
イギリスの田舎風景を思う存分満喫できる、電車の旅。新しい「イギリスの一面」がみれる旅になりそうです。