古い街並みが今なお残る
岐阜県高山市は、かつて城下町・幕府直轄領として栄えた町。
市中心部の商人町として発展した一角は「古い町並」と呼ばれ、国選定重要伝統的建造物群保存地区として指定されています。
「飛騨の小京都」と呼ばれるのも納得の、黒っぽくてシックな街並みです。
これらの建物の中は、土産物屋やカフェになっています。造り酒屋では日本酒の販売も。お店をのぞいたり休憩したりしながら、ぶらぶら歩く楽しみがあります。
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伝統的な建物の中でも、一番の見どころは「陣屋」。かつて、江戸幕府の直轄領だったときに、代官が住んでいた役所です。建物内には、時代劇に出てきそうなお白洲や巨大な米蔵などがあり、見どころ満載です。
独自の伝統文化にも注目
古くから城下町として栄えてきているだけあって、高山には独自の洗練された文化が根付いているのも魅力です。
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こちらは市内の宮川沿いと陣屋前の2か所で毎朝開かれる朝市。新鮮な野菜や花、果物などが並びます。
ご当地グルメは、飛騨牛と朴葉味噌。
朴葉味噌はご飯がよく進み、やみつきになりそう!
市内には高山名物をアレンジした料理のお店が立ち並ぶので、食事も楽しみです。
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毎年4月14日・15日と10月9日・10日には高山祭が行われます。
豪華絢爛な屋台が市中を巡り、からくり奉納も行われます。
高山へは二度訪れましたが、今度はお祭りを狙って旅行の計画を練ってみたいものです。
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[高山市観光情報]