国が変われば、文化、習慣、食べ物も違います。最も異なるのが、性格ですね。10カ国語を話すワールドトラベラーであり、言語学者でもあるリチャード・ルイスは、国別性格タイプをチャートに定義しました。このチャートを見て、過去に訪れた国を思い起こし納得出来たり、これから訪れる国の前知識になるかもしれませんね。国別性格を把握しておけば、旅先でも戸惑うことがなくなるかも?
©Sara Aoyama
Linear-actives(目標一直線型)
目標を定めたら到達するまで脇目をふらない、ドイツ、スイス、フランスなどヨーロッパ系がこのタイプ。 計画的、冷静、実際的、議論好き。
Multi-actives(ネアカで本能に従う「ながら族」)
ネアカでよく喋る、計画するより本能に従う、メキシコ、コロンビア、ブラジル、イタリアなど主にラテン系がこのタイプ。 感情優先、大雑把、家族や友人が大事、 オーバーアクション、すぐに友達になる。
Reactives(相手の出方を伺う、様子見型)
礼儀正しく聞き上手、相手の行動を見て注意深く行動するタイプ。日本、中国、ベトナム、韓国などアジア人がこのタイプ。 丁寧、愛想が良い、適応型 、妥協可能。
一概に決めつけることは出来ませんが、NYにはほとんどの人種は揃っているので、個人的にはこのチャートとほぼ同意見です。ネアカのラテン系は、音楽を聴きながら仕事をする、常に電話している「ながら族」、理屈っぽいロシア系、面倒見のよいブラジル系、オシが強いインド系、よく喋り、個人の意見がはっきりしているアラブ系など。日本人が親しみやすいのは、感覚が近い台湾、香港、タイ、インドネシア、という気がします。
異なる国の相手の良さを尊重し、見習い、理解し合いたいものですね。
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