こんにちは、時空の旅人です。TABIZINEの時間を遡り、今までのヒット記事巡る旅をしています。今回は2013年12月4日に紹介された、オーストリアの童話の国のような様子をお伝えします。 |
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「おとぎの国のような街並」と言えば、オーストリアを思い浮かべずにはいられません。
音楽、建築、芸術と、さまざまな分野で注目されるオーストリア。
ここにいると、宮廷時代の歴史ある建築物が街のあちこちに点在し、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだような気分になれます。
建物は全体的にこじんまりしていて、カラフル。
こんな変わった建築物も街の空気にすっかり馴染んでいます。
街には当たり前のように馬車が走っていてびっくり!
誰でも乗ることができて、人々は買い物の足として、今も日常的に使っています。
©Radiokafka / Shutterstock.com
地元の小さなスーパーに足を踏み入れると、たくさん積まれた野菜や果物の上に手書きのポップがありました。
建物や街の雰囲気、看板や小物など、どこを見てもかわいくて素敵な物ばかりで、雑貨好きの女性はきっとキュンキュンしちゃう。
さまざまな国に囲まれたオーストリアでは、近隣国の文化の影響もたくさん受けていて、そこから独自のカルチャーを築いています。
そのため、いわゆるオーストリア料理と呼ばれるものはないようですが、ウィーン料理ならいくつか楽しむことができます。
こちら、世界的にも有名なウィーン料理のウィンナーシュニッツェル。パン粉を付けて両面を焼いた仔牛のカツレツのようなもので、レモンを絞ったり、お手製のソースをかけて頂きます。サクサクして美味! ワインやビールとも相性抜群!
それから、せっかくオーストリアへ行ったら訪れてみたいのが、世界遺産となっているシェーンブルン宮殿。
ハプスブルク家の夏の離宮であったシェーンブルン宮殿は、なんと1441室もある超豪華な宮殿。この建物の約40室が一般公開されており、ナポレオンやエリザベート皇妃などが使用した部屋など、ヨーロッパの歴史の瞬間を垣間みることができます。
自然派には、ワッハウ渓谷からのドナウ川をクルーズもおすすめ。ワッハウ渓谷も世界遺産になっていて、素晴らしい景色を堪能。
ドナウ川の近くにはブドウ畑などもあり、私が訪れた時は道に迷ったついでに、素敵なブドウ畑を発見してしまいました。
歩いていると新しい発見ができるのも遠い地を旅する醍醐味。
街も自然もまるで別世界。オーストリアは、ただ日常を過ごしているだけで、なんとも贅沢で豊かな気分になれる場所でした。
執筆者:菅明美
[All Photo by shutterstock.com]
[オーストリア政府観光局]