冬のピークも近づき、ウィンタースポーツを楽しもうと計画中の人も多いのではないでしょうか。

山形県蔵王温泉スキー場は、世界的にも、冬の絶景が楽しめると知られている有名な場所です。特別な気象条件が生み出す、樹氷の世界は、自然が生んだ芸術としか言いようがありません。

樹氷とは、およそ氷点下5度以下に冷却した水蒸気や過冷却の水滴が、樹木などに吹きつけられ凍結してできた氷の事をいいます。

蔵王温泉観光協会によると、樹氷ができるためには、着氷と着雪の基になる多量の過冷却水滴と雪が、常に一定方向の強風で運ばれてくることが条件だそうです。世界的にも樹氷が見られるスポットというのはまだまだ多くないようで、蔵王を含む東北地方の奥羽山脈の一部の山域はとっても貴重な場所だそうです。

樹氷原を大滑走！

澄んだ空気を思いっきり吸って、心も体もリフレッシュ。360度美しい景観に包まれながら大滑走を楽しめば、悩みも全て吹き飛びそうです。

また、ロープウェイからも樹氷原を楽しむことができます。

ロープウェイは、寒いのが苦手、という人にはぴったりですね。

©Zao Ropewayedical

手つかずの、自然が生み出す芸術の世界にうっとりです。白銀の世界は、とっても柔らかみがあり、優し気持ちにさせてくれますね。

また、現在蔵王では、デイライト樹氷＆樹氷ライトアップなどのイベントが行われています。昼〜夜にかけて、それぞれ違った時間で、異なる樹氷の美しさを見ることができます。

©Zao Ropewayedical

樹氷の先に夕日が沈んでいく姿は、ムードがあってとっても素敵ですね。

その他にも、蔵王ではレストランなども施設も充実しているのも嬉しいところ。様々なアングル、ムードで樹氷を楽しむ事ができそうです。

国内だけではなく、国外からも高い注目を集める、東北の樹氷。ウインタースポーツが好きな人にも、またそうでない人にもぜひおすすめしたいスポットです。

[山形市観光協会]

Yoko

yoko ブログライター

現在ヨーロッパで大学院生活を送る。専攻はヨーロッパ学。趣味は旅、写真、料理。美味しいご飯と美味しいお酒が大好き。格安切符を見つけては、そのへんをブラブラ。現地の日常生活に触れられるような、庶民的な旅をする事がモットー。