こんにちは、時空の旅人です。TABIZINEの時間を遡り、今までのヒット記事を巡る旅をしています。今回は2013年11月14日に紹介された、吉祥寺のカフェ「月和茶」をお伝えします。 |
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台湾情緒は、日本人にもなぜか懐かしく感じられるようです。
都内にいながら、まるで海外に来ているかのような錯覚すら起きるお店があります。この台湾茶藝館 月和茶(ゆえふうちゃ)もそんなお店のうちの一つ。
台湾さながらの雰囲気を楽しむ
素朴で和む内装の中、ゆっくりと時間が流れるカフェ。
一度でも台湾に行ったことのある人なら、思わずにやけてしまうでしょう。
このお店が、これほどまでに本場の空気が感じられるのには理由があるのです。
店舗のデザインをしたのは、オーナーの楊明龍さん。台湾出身でデザイナーでもある楊さんは、みずから3ヶ月もの時間をかけてお店作りをしたとか。再現したのはお母様の実家。日本人なのになぜか懐かしい、昔ながらの民家風です。
まさに古い民家風のたたずまいに不思議と安心感が。
台湾茶と台湾家庭料理をベースにしたオリジナル薬膳料理
台湾の人は、よくお茶を飲みます。バニラのような甘い香りのする「金萱茶(ジンシュエンチャ)」や、八種の茶葉と漢方をブレンドした体にいいといわれる「八宝茶(パーパオチャ)」。
月和茶では、そんな台湾茶に親しむことでもまた、台湾にいるかのような気分を味わうことができます。
また台湾家庭料理をベースにしたオリジナル薬膳料理で、身も心も健康そのものに。特に一口大の豚の角切りに醤油や砂糖などを入れて煮込んだものがご飯の上に乗せられた台湾の庶民の味といわれる「魯肉飯」は、人気メニューのようです。
うるわしい台湾スイーツも
この月和茶、実は一部の女性の間では、台湾スイーツが味わえるお店としても話題になっています。見た目も楽しませてくれる素朴な台湾スイーツたち。日本でもなじみのある杏仁豆腐の他、オリジナルパフェなどがあります。
都内でゆったりとお茶が飲めて、しかも台湾料理をじっくり落ち着いて味わえるのは、ここでしかできないこと。吉祥寺にいることも忘れてしまう月和茶です。