東京神田にある「近江屋洋菓子店」。

神田の名店が点在するこのエリアで、町中に溶け込むようにひっそりと存在するので、見逃さないように注意してくださいね。一見地味に見えるこのお店、スイーツ好きにはたまらない夢のようなお店なのですよ。

夢に描いたケーキ

フルーツを惜しみなく使った苺ショートケーキ。子供の頃に憧れた、絵本や映画に出てくる夢のケーキってこんな様子でしたよね。

生クリームにイチゴたっぷり。チーズケーキやシフォンケーキにはない、華やかさ。私達の夢を叶えてくれます。素朴な優しい甘さに、ふふっと思わず笑いがこみ上げるでしょう。

ドリンクバーを見逃すべからず

店内には、セルフサービスでお代わり自由、626円のドリンクバー（2015年1月現在）があります。

ケーキ屋さんですが、ピロシキ、ポテトサラダやたまごサンドなどの総菜パンのコーナーもあり、ドリンクバーにあるスープと合わせれば、素敵なランチになりますよ。

いつまでもあって欲しい店

オーソドックスなケーキは、いずれもおススメですが、カスタードがいっぱい詰まったシュークリーム、生クリーム山盛りのクリームパフ、フルーツと生クリームたっぷりのフルーツ・シューのシュークリーム系は素晴らしいです。

定評のあるアップルパイや、フルーツのタルト、バームクーヘンも是非試したいもの。

カップやケーキの包装箱もとても可愛い。ケーキは日常ではなく、ハレの日の「夢」なのだということを思い出させてくれます。甘い夢をごちそうさま。

[近江屋洋菓子店 神田本店]
[All Photos by TABIZINE編集部]

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。