はらはらと舞う雪。しんしんと積もる雪。
雪は音を包み込んで、私たちを静寂の世界へと誘ってくれます。
そんな雪のもつ世界観を、ガラスの球体にぎゅっと凝縮したスノードーム。
スノードームといえば、観光名所などを手のひらサイズで再現したお土産がよく知られていますが、ここでご紹介するものはまたひと味違う、ため息が出るほど美しく、可愛らしいスノードームたちです。
スノードームは「理想の小さな世界」
今回は、スノードームの魅力を伝えるWebサイト「SNOWDOME PARADE」やオンラインショップの代表である西脇さんにお話を伺いました。
西脇「こんなに可愛いスノードームがあったんだ! という発見が、このショップを始めようと思ったきっかけでした。」
「映画や絵本、神話のワンシーンを切り取ったりと、世の中には様々なスノードームがあります。いつでもその世界観に浸れるような作品、可愛いくて眺めているだけで気持ちがハッピーになるようなアイテムをセレクトして取り扱っています。」
「持ち主それぞれのストーリーがある点にも魅力を感じます。同じモチーフでも、それを所有する人によって捉え方、感じ方、思い出が異なり、写真などとは違い立体物ですので、その世界観により浸れる点がよいですね。」
「ご当地もののスノードームでしたら、その地を訪れた時の風景、行き交う人々、空気までも鮮明に思い出されると思います。こちらのものはウィーンの4つの観光名所がアルプスの雪解け水と共に詰められているんですよ。」
「カルーセルのものでしたら、眺めているだけでその可愛さとオルゴールのメロディーで幸せな気分になると思いますし、そのスノードームが置かれたお部屋の空間そのものがもっと好きになると思います。」
「大切な思い出を残すという点では、ご当地ものをはじめ、どのスノードームにも通じるところがあると思います。」
スノードームのはじまりはペーパーウェイト
西脇「スノードームは、19世紀の前半にヨーロッパでペーパーウェイトとして登場したのがはじまりだと言われています。その後、パリ万博の際のエッフェル塔のスノードームがその存在を広く知られるようになったきっかけだそうです。」
「現在はプレゼントとしての需要が大きいですね。女性の方は自分用に、男性の方は女性へのプレゼントに買われることが多いようです。需要のピークはやはりクリスマスですが、“Happy Birthday” とデザインされたスノードームもありますし、バレンタインデーやホワイトデー、出産祝いでも喜ばれます。」
「SNOWDOME PARADE」で扱う商品は全て海外メーカーのもの
「仕事から帰ってきて自宅でほっと一息つくとき、休日などリラックスできる状況のとき、あらためて眺めてみてください。自分の好きな世界が、手のひらに収まるサイズですぐそばにあるって素敵じゃないですか? ただ、スノードームは直射日光の当たる窓際に置くとレンズ効果で火事が起こってしまう可能性もありますので気を付けてくださいね!」
「SNOWDOME PARADE」で紹介されているスノードームたちの、あまりの可愛さに魅了され“SOLD OUT”のものの再入荷を待つことに。今回は2週間ほどで入荷され、手に入れることができました。
(C)Aya yamaguchi
これからしばらくは、スノードームとのひとときが日常の楽しみになりそうです。
[SNOWDOME PARADE]
[SNOWDOME PARADE オンラインショップ]
[Photo by SNOWDOME PARADE]
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