そのまま食べても、鍋に入れても美味しいカニかま。実はこのカニかま、世界でも広く親しまれていることをご存知でしょうか?
北米や東南アジアでは「crab stick(クラブ・スティック)」、ヨーロッパでは「surimi(すり身)」と呼ばれています。ヨーロッパのなかでも、特にフランスはカニかまの種類が豊富で、おつまみや前菜の材料として使われることも。
コスパ抜群のカニかまがオシャレに変身してしまうなんて、耳寄りな情報ではありませんか? アボカドとクリームを使ってムースのように仕上げる、おもてなしにも最適な一品を、フランスの料理サイト「CuisineAZ」よりご紹介しましょう!
アボカド 1コ
フロマージュ・フレ 75g(ギリシャヨーグルトで代用可)
サワークリーム 大さじ2
レモンの絞り汁 1コ分
エシャロット 1コ
カニかま 150g
作り方
1. アボカドは縦半分にカットしてからタネを取り、中身をボウルに移します。レモン汁を加えてフォークでつぶして(塩で味を調えて)、グラスに盛りつける。
2. 別のボウルにフロマージュ・フレ、サワークリーム、みじん切りにしたエシャロットを入れてよく混ぜ合わせたら、アボカドの入ったグラスに盛りつける。
3. カニかまは手でさいて、クリームの上に盛りつければ完成。
若干味が薄いようなので、アボカドをつぶすときには、塩・コショウで味を調えるとよいかもしれません。また、レモン汁の量はお好みで調節してもOKです。
動画(フランス語)では手順が分かりやすく解説されています。あまりの簡単さに驚いてしまうかも!
「カニかま×アボカド」はとてもポピュラーな組み合わせで、前菜のアイデアとして多くのレシピ本に掲載されています。その多くはスモークサーモンやイクラなどを合わせており、味も見た目もオシャレ。
もう10年近く前のことですが、フランスの友人宅に招かれた際に「カニかまとグレープフルーツのサラダ」でおもてなしをされたことがあります。異国の地でカニかまに出合ったこと、そしてカニかまが素敵な一品になることに驚いたものです。
フレンチドレッシングで和えたサラダにカニかま、チーズ、ナッツとドライフルーツをトッピング (C)sweetsholic
「現地に根付いた日本のもの」に出会ったときの喜びは、旅人だけが味わえる特権かもしれませんね。
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