旅といえば新しい出会いの連続。
観光名所は色々ありますが、今回は思わず笑ってしまう「珍」スポットをご紹介します!
とにかく凄い!総数は驚愕の900点以上
知る人ぞ知る熱狂的な博物館、日本でたった一つの人面石をコレクションしている「珍石館」。
初代館長である故・羽山正二さんが50年間集めに集めきった人面石は数えること900点以上! 誰しもが気になるコレクションのキッカケは「夢のお告げ」というズッコケ上等の秀逸なもの。
そんな突き抜けている博物館のため、テレビ朝日「タモリ倶楽部」や日本テレビ「中井正広のブラックバラエティ」に出演したこともあるのだとか。
それでは、日本でここでしか見ることが出来ない、気になる “人面石” を一部ご紹介します。
ジョン・F・ケネディ
「試みるのに、早すぎるということはない!」と今にも聞こえてきそうですね。
ブラックマヨネーズ吉田
少々可哀想な気もしますが、そう言われるとそのようにしか見えなくなってしまうところが面白い。
エルヴィス・プレスリー
ひょっとするとロックンロールの神様!? 石であってもカッコいい。細かいディテールが本当に素晴らしいです。
子どもを抱いたお母さん
人面石とは少々異なりますが、これは間違いなく奇跡。細工は決してなく、ありのままの姿です。
いかがでしたか? 自然の産物に感性の息をそっと吹きかけた、その数々は芸術の領域です。
そして、中には名前がついていない雰囲気だけの人面石が存在します。直感という天からのお告げがあれば、名無しの石ころに名前をつけることだってできますよ。
岡村隆史
さっそくつけてみました! 自分が名付けた石が展示されるなんて嬉しいですね。
何の変哲もない石ころとの出逢いに魅了された1人の人物が、ゆっくりと魔法をかけ続けた物語。その奥深い想いの込められた空間には、旅先での一生ものとの出逢いに似た感覚がきっとあるはずです。
[秩父・珍石館]
[All Photo by Tomoyuki Sawada]