地図がなくても歩ける散歩道
春本番になり、散歩が楽しい季節になりました。これからの季節に歩いてみるととても気持ちがいいルートが、東京都目黒区にある、「みどりの散歩道」です。全部で9つの散歩コースがあり、バラエティに富んだ風景を楽しむことができます。今回はその中から5つのコースをのぞいてみましょう。
散歩ルート上の道路にはこまめに看板が立ち、
マンホールにもガイドが!地図を持ち歩かなくても、道に迷わず歩けてしまう工夫が盛りだくさんです。
花見の季節に歩きたいルート
それでは、具体的にどのようなルートがあるのかをざっくりとご紹介します。まずは、花見が楽しめるルートから。
都内屈指の花見スポットである目黒川沿いの桜並木は、「西郷山・目黒川コース」内にあります。
混雑が苦手な方には、穴場花見ルートもあります。
「呑川・柿の木坂コース」内にある呑川緑道は、まだ人が少ないので、のんびりと花見を楽しめます。でも、桜並木はすばらしいですよ!
住宅地なのに緑がいっぱい
新緑の季節に歩くと気持ちのいいルートも紹介しましょう。
「碑文谷・立会川コース」にある、大きな池が印象的な碑文谷公園。
コースの途中にあるサレジオ教会の美しい建築も目を惹きます。
23区内にあるとは思えない、美しい竹藪の「すずめのお宿緑地公園」。風で竹がサワサワ揺れる音が気持ちよく、いつまでも居座っていたくなります。春にはたけのこも見ることができますよ。
「不動コース」にある「林試の森公園」は、元林業試験場だった場所。巨大な樹木の話に圧倒されます。手軽に森林浴のできるスポットです。
同じコース内にある目黒不動尊もパワースポットとして有名ですね。
くねくね道が楽しい「東山貝塚・蛇崩川コース」の蛇崩川緑道。5月初旬に行くと、沿道のつつじや藤棚が見ごろを迎えます。
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介できなかったものも含めて、9つのルートは、どれも風景がバラエティに富んでおり、踏破するとかなりの運動量になります。ひとつひとつ制覇していく楽しみ方ができるのも魅力ですね。