バーベキューにキャンプに登山など、楽しい予定がいっぱいの夏! 海へ山へと出かけたくなるアウトドアのシーズンですが、虫刺されに悩まされる季節でもありますよね。
肌や体への負担を考えて虫除けスプレーや殺虫剤はあまり使いたくないけれど、何もしないわけにはいかない・・・という方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな方におすすめしたい手作りの虫除けスプレーにぴったりのアロマオイル(精油)と作り方をご紹介します。
必要なもの
・無水エタノール 5ml
・精製水 45ml
・スプレー容器(手に入れば遮光瓶をご使用ください)
肌に直接つけずに玄関周りや網戸など、虫が気になる場所に振るだけであれば水道水に精油を混ぜるだけでも十分です。また精油の量も、香りの強さの好みに合わせて増やしてくださいね。
作り方
2. よく混ざったら精製水を加えて、さらによく振る
以上で完成です。作ったスプレーは冷暗所で保存し、1週間~10日程度で使い切るようにしましょう。
虫除け効果のある精油
・レモングラス
レモンのようにさっぱりとした爽やかな香りがするレモングラス。タイをはじめ、蚊が多い東南アジアでは虫除けには欠かせないハーブとして広く親しまれています。またレモングラスの香りには疲労回復や食欲促進効果があると言われており、夏バテ予防にもピッタリです!
・ミント
日本でも古くから「薄荷(ハッカ)」として親しまれるミント。清涼感のあるすがすがしい香りがするミントは、暑い日に嗅ぐだけでも気分がスッキリしますよね。ミントの香りには心を落ち着けたり、気持ちをリフレッシュさせる効果があると言われています。暑さでイライラする時はミントのスプレーをシュッとひとふりして気分転換を!
・レモンユーカリ
蚊や害虫が嫌う「シトロネラール」という成分を豊富に含むレモンユーカリ。独特の強い香りがしますが、強い防虫効果があると言われています。香りがきついと感じる方はラベンダーやゼラニウムと混ぜてみるといいですよ。
・シトロネラ
レモンのようにフワッと甘く爽やかな香りがするシトロネラ。人はとても良い香りに感じますが、蚊などの害虫はこの香りを嫌がるのだとか。シトロネラには防虫効果の他にデオドラント(防臭)効果もあるため、足の臭い対策にも活躍してくれます。
・ゼラニウム
ローズに少しミントが混ざったような香りがするゼラニウム。日本では「カレンソウ」とも呼ばれ、漢字で「蚊連草」または「蚊嫌草」と書かれるこのゼラニウムは、その名の通り蚊が嫌いな植物として知られています。また、ゼラニウムは女性に心強いハーブとしても知られており、その香りは気分の落ち込みを和らげたり、気持ちを明るく高揚させてくれる働きがあると言われています。
・ラベンダー
リラックス効果が高く、安眠効果があることで知られるラベンダー。虫除け効果だけではなく、虫に刺された時にラベンダーの精油を希釈したものを患部に塗ると良いと言われています。寝苦しい夜、お部屋にシュッとスプレーすれば、ラベンダーの香りに包まれて深い眠りにつくことができるでしょう。またラベンダーの精油は他の精油と相性が良いので、ぜひ色々組み合わせてみてくださいね。
今年の夏はアロマを上手に使って、楽しみながら虫除け対策をしてみませんか。
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