東京から日帰りもOK!身も心も透き通る「黒部峡谷トロッコ電車」

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Jul 11th, 2015

夏が近付くにつれて、暑い日が増えてきました。どこか日帰りでリフレッシュできる涼しい場所がないかと探している方、北陸新幹線の開業した富山県の立山連峰に最適なスポットがあるとご存じでしたか?

全長20.1km!日本最深のV字峡谷トロッコ電車の旅
(C)富山県観光連盟

そこで今回は、日本最深のV字峡谷をトロッコ電車で行く日帰りツアーをご紹介したいと思います。

全長20.1kmのトロッコツアー

全長20.1km!日本最深のV字峡谷トロッコ電車の旅
(C)富山県観光連盟

富山県の東部には、北アルプスの立山連峰や後立山連峰が南北に伸びています。その2つの連峰を隔てる境界には黒部川の浸食によってできた最深2,000mのV字峡谷があり、その断がい絶壁をトロッコ電車で行く観光ルートがあります。黒部峡谷トロッコ電車ですね。

全長20.1km!日本最深のV字峡谷トロッコ電車の旅
(C)富山県観光連盟

壁のないトロッコ電車には大自然の景観と澄んだ空気がダイレクトに迫ってくるので、心身をリフレッシュしたい人には最適。終点に到着するころには、身も心も透き通るほどさえ渡った感覚になれます。

全長20.1km!日本最深のV字峡谷トロッコ電車の旅
(C)富山県観光連盟

始発の宇奈月(うなづき)駅から欅平(けやきだいら)駅の間には41のトンネルと21の橋があり、途中には秘湯の黒薙(くろなぎ)温泉や鐘釣(かねつり)温泉、黒部万年雪など名所も点在します。途中下車を楽しんでもいいですし、終点まで直通で往復してももちろんOK。

女性は真夏でも一枚、羽織る物を持参した方がいいかもしれませんね。

北陸新幹線は黒部宇奈月温泉駅下車

全長20.1km!日本最深のV字峡谷トロッコ電車の旅
(C)富山県観光連盟

北陸新幹線が開業したので、東京方面の人は特に、黒部や立山を日帰りで楽しめるようになりました。黒部峡谷トロッコ電車は北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅を下車、富山地方鉄道に駅隣接の新黒部駅で乗り換えて終点の宇奈月温泉へ。その後は徒歩で黒部峡谷鉄道の宇奈月駅に移動し、トロッコ電車に乗ってください。

全長20.1km!日本最深のV字峡谷トロッコ電車の旅
(C)富山県観光連盟

トロッコを満喫した後は、大正12年開湯の宇奈月温泉街を散策&日帰り入浴をしても面白いです。朝一の新幹線に乗り込めば富山滞在時間も延びるので、ゆっくりと同エリアを満喫できますよ。

以上、日帰りのリフレッシュ旅行に最適な黒部峡谷トロッコ電車を紹介しましたが、いかがでしたか? 週間天気予報をにらみながら、スケジュールを立ててみてください。

[渓谷の名勝、絶景をトロッコ電車でめぐる! – とやま観光ナビ]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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