日本でも長く愛され続けているスタジオジブリの映画たち。近年では、その多くが英語に翻訳され、日本だけでなく世界各国でもジブリファンが増え続けているようです。
さて、そこで気になるのが各タイトルの英語バージョン。わかるようでわからない、知っているようで知らなかったあの映画の英語タイトルをいくつか見てみましょう。
1:魔女の宅急便
(C) Amazon/Kiki’s Delivery Service
日本語ではおなじみの「魔女の宅急便」。
松任谷由実さんの主題歌が印象的な、空飛ぶ小さな魔女キキのお話。英語ではそのキキの名をとって「Kiki’s Delivery Service」として馴染まれているみたいです。
ちなみにあの「黒猫のジジ」はそのまま「The black cat Jiji」でした!
2:猫の恩返し
ある日一匹の猫を助けた女子高生へ、猫たちが猫の国でとっておきのおもてなしをしてくれる「猫の恩返し」。
「猫」はCatだけど、「恩返し」ってどう訳せばいいんだ? と戸惑いがちですが、答えはいたってシンプル。「猫の恩返し」は英語で「The Cat Returns」です!
3:耳をすませば
(C) Amazon/Whisper of the Heart
ジブリ映画一甘酸っぱい青春ラブストーリー「耳をすませば」。
直訳すると「心のささやき」となる英語タイトル「Whisper of the Heart」。青春映画らしく、これはこれでステキなタイトルですよね。
4:千と千尋の神隠し
言わずと知れた名作「千と千尋の神隠し」。
英語タイトルは「Spirited Away」。これはなかなか難易度が高いです。「ひそかに連れ去られる」という意味から「神隠し」のニュアンスを表現しているようですが、英語タイトルだけみると想像がつきにくい作品ですね。
また、第二の主役ハクの本名は「ニギハヤミコハクヌシ」でしたが、英語では「Kohaku River」と、これはとてもシンプルにわかりやすくなっていました(笑)。
5:となりのトトロ
そしてジブリ映画の代表作とも言える「となりのトトロ」。
英語でもそのまま「My Neighbor TOTORO」とこれは非常にわかりやすくて安心です(笑)。
そして日本では誰もが知っているセリフ「まっくろくろすけ出ておいで〜〜!でないと目玉をほじくるぞ〜!」ですが、英語では「Come out! Come out! Wherever you are!(×2)」になっていました。
直訳すると「出てこい!出てこい!どこにいようが出てこいよ〜!」といった感じでしょうか。日本語と英語でセリフのニュアンスも微妙に変わっているので、比較してみてもおもしろいですね。
さて、以上5つのジブリ映画の英語タイトルを見てみましたが、いかがでしたか? この夏休みは、日頃見慣れた日本語ジブリ映画を英語バージョンで鑑賞するのもいいかもしれませんね。