土谷棚田(どやたなだ)の火祭り
長崎県の松浦市で毎年開催されている「土谷棚田の火祭り」。そこには知る人ぞ知る、日本の隠れた絶景がありました。
(C) まつうら観光物産協会
長崎の棚田の風景
斜面に作られた、階段状の田んぼ「棚田」は全国でもよく見かけますが、ここ長崎県では、海を臨む棚田が多いのが特徴。太陽の光を反射する海と、四季折々に異なる表情をみせる棚田のコラボレーションは、息をのむほど美しいものです。
(C) まつうら観光物産協会
(C) まつうら観光物産協会
(C) まつうら観光物産協会
火祭り、今年は10回目!
温暖な気候の九州では、お米の収穫時期も早く、例年8月くらいに行われます。火祭りは、そんな収穫を終えた秋の土谷棚田が舞台となります。
2014年の風景 (C) まつうら観光物産協会
田んぼのあぜ道に並べられた、約3000本ものろうそく。そこに火を灯せば、柔らかなオレンジ色の光が星のように輝き、幻想的な景色を浮かび上がらせます。
(C) まつうら観光物産協会
今年で10回目になるという火祭りは、9月20日(日)に実施の予定です。棚田で収穫したばかりの新米もいただけますよ! また、棚田を背景に、演奏会やフラダンス、和太鼓など、さまざまなイベントも行われます。点灯は18時からですが、少し早めに来て、太陽が沈んで徐々に移り変わる絶景を眺めながらゆっくり過ごしてみたいものですね。
(C) 土谷棚田の火祭り 公式HP