鹿児島の中でも南の方に位置する南大隅町に、知られざる美しい滝が存在します。
エメラルドグリーンが美しいこの滝の名は、雄川の滝。これまで地元の人にしか知られていなかった滝ですが、最近、徐々に知名度があがり、わざわざ遠くから見にくる人も増えているそうです。
(C) 鹿児島県観光交流局観光課 公益社団法人 鹿児島県観光連盟
雄川の滝
46メートルもの高さからダイナミックに落ちる、雄川の滝。あたりは滝壺に水が落ちる音に満たされ、近づくとその巨大な姿に圧倒されてしまいます。こちらの動画はドローンを使って撮影されたもので、地上と空中の両方から雄川の滝を楽しむことができます。
なんといっても美しいのが、このエメラルドグリーンの滝壺。
宝石のような色合いは、まさに自然がなせるマジックですね。
すべり落ちる滝に、ごつごつした岩肌と、みずみずしさを放つコケや草木が見事に調和し、芸術品のように輝いて見えます。
アクセスは?
雄川の滝までは、駐車場から徒歩約20分の遊歩道を歩きます。人の手が入っていない自然の風景を楽しみながら、トレッキング気分で歩くと楽しそう。場合によっては通行止めとなっていることもあるので、事前に確認してから出かけましょう。詳しくは、鹿児島県観光交流局観光課までどうぞ。
今年は11月から工事が入る予定ですが、滝の上部にある展望所から見学することができます。9月、10月と紅葉が色づくこれからの季節、さらに風情を増した雄川の滝を楽しむことができるでしょう。