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悠久の町イタリア・フィレンツェに隠された謎探訪

ルネッサンス芸術発祥の地であるイタリア・フィレンツェ。今も当時の町並み、たくさんの芸術品が残る悠久の町には、長い年月の間に刻み込まれた謎もいっぱいあります。そんなフィレンツェから、謎をひとつご紹介致します。
それはルネッサンス芸術を代表する彫刻のひとつ、ミケランジェロ作のダビデ像にまつわる話。名作なので、歴史や美術の教科書で見たことがある方も多いと思います。そんな有名彫刻にどんな謎があるのでしょうか?
ルネッサンス芸術を代表する彫刻ミケランジェロ作ダビデ像

作者のミケランジェロはルネッサンス芸術を代表する芸術家。彼が作ったダビデ像は、まさに今敵と対峙する勇ましい形相と、緊張と闘志をみなぎらせ張りつめた筋肉の表現が、彫刻の粋を脱し、まるで神の造った芸術のような美しさです。また、高さ5メートルにも及ぶ巨大大理石の像は、像として立たせるのも大変な技術が必要で、技巧共々賞賛を浴びた作品です。今はフィレンツェのアカデミア美術館に収蔵されています。
ダビデ像の隠された謎、瞳にはハートマークが刻み込まれている
さて、そんな崇高な芸術作品でありながら、なんと瞳の中に、まるでマンガに描かれる恋をした瞳のように、ハートマークが刻まれているのです。

実物は5メートル超と巨大ですから、実際下から眺めてみても遠すぎてよく見えないのですが、拡大して見てみると、その瞳の中に刻まれたハートマークがはっきり見えます。
ダビデ像は、巨人との戦いに挑む青年ダビデの姿を描いたもの。誰かに恋をして瞳にハートを浮かべるというのもちょっとシチュエーションに合わない。ではなぜ、ミケランジェロは瞳にハートマークを刻んだのでしょう? そこには何か隠されたメッセージがあるというのでしょうか?
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Ryoko Fujihara フォトグラファー&ライター
イタリア・フィレンツェ在住フォトグラファー&ライター。東京でカメラマンとして活動後、’09年、イタリアの明るい太陽(と、おいしい食べ物)に魅せられて渡伊。現在、イタリアで撮影・執筆活動をしつつ、更なる美しい景色を求めてカメラ片手に旅を続けている。
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