とろ〜りとした半熟の黄身がたまらないポーチドエッグ。濃厚なバターと卵のソースでいただく「エッグズベネディクト」はもちろん、オープンサンドやサラダに添えてもおいしいですよね。しかしながら卵料理とはいえ、目玉焼きや半熟卵のように簡単ではありません。挑戦されたことのある方は、きっとそのように感じるのではないでしょうか。
そこで今回は、キッチンにあるあの道具を使って、誰でも失敗なくできるポーチドエッグにチャレンジしてみましょう。
「穴あきお玉」が大活躍!
用意するのは、鍋料理などに使うことの多い「穴あきお玉」。通常のお玉で作ると卵がお玉の底にくっついてしまう、もしくは飛び散ることがありますが、穴あきお玉なら程よい具合に仕上がります。例えばフランスにはポーチドエッグ専用の穴あきレンゲなるものも! そう、穴あきお玉はポーチドエッグ作りに最適なのです。ポーチドエッグに使う穴あきお玉はシリコン製のものがベストですが、ステンレス製のものでもOKです。
「塩と酢」は不可欠! ポーチドエッグを上手に作るコツ
続いてコツを押さえていきましょう。「卵を割りいれたときに、白身がお湯の中に飛び散ってしまった・・・」というのを防ぐためにも、ポーチドエッグを作るときには、沸騰した湯に酢と塩を加えて調理するようにしましょう。
大きめの手鍋に水(鍋の半分ほど)を張って沸騰させ、弱火にしたら酢大さじ2と塩小さじ1を加えます。味見してみて、ほんの少し酸味を感じる程度がグッドです。お玉を湯の中に入れて、その中に卵を優しく割り入れます。そのままま2分半ほど加熱。3分以上経つと黄身が固まってくるため、2分半を目安に引き上げます。
ポーチドエッグが上手く作れるようになると、お料理の幅も広がります。トーストに乗せればカフェ風の朝食が手軽に楽しめますし、カレーやパスタにトッピングすれば、いつもの食卓が少しだけオシャレになりそう。
自宅でも、カフェやレストランのようなポーチドエッグ料理ができたら素敵だと思いませんか? 何度か試して、コツをつかんでくださいね。
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