【北海道】シーズン目前!外国人にも人気のニセコの魅力とは?

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Nov 8th, 2015

北海道は外国人観光客にも大人気のエリア。中でも札幌の西にある倶知安町やニセコの場合は、ショートステイの外国人観光客だけでなく、中長期滞在の外国人観光客もかなり多いとご存知でしたか? 

【北海道】そろそろシーズン!外国人も魅了するパウダースノーが人気のニセコ

そこで今回は、スコットランド出身のオーナーが運営する現地のコンドミニアムで長期滞在した経験のある筆者が、倶知安町やニセコの魅力をまとめます。

倶知安町やニセコは外国人の中長期滞在者がたくさん

【北海道】そろそろシーズン!外国人も魅了するパウダースノーが人気のニセコ

倶知安町やニセコは北海道の西側、札幌から距離にして100kmほど、自動車で2時間程度掛かる場所にあります。標高1,898m、えぞ富士として有名な羊蹄山と、標高1,308mのニセコアンヌプリ(ヌプリ=山)の間に広がるエリア一帯になります。

ニセコアンヌプリはアイヌ語で「切り立った崖(とその下に川)がある山」という意味だとか。その言葉通り、同地には急流の河川や山など変化に富む自然が豊富に存在し、自然系のアクティビティを楽しむ場所として、一部の人には聖地と考えられています。

【北海道】そろそろシーズン!外国人も魅了するパウダースノーが人気のニセコ

特にニセコアンヌプリの中腹に作られたスキー場は世界的にも有名。圧巻のパウダースノーを求めて、アジアの富裕層はもちろん、オーストラリア人などが大挙して押し寄せる国際的なスキーリゾートになっています。

実際、ニセコアンヌプリ周辺の土地には、外国資本で建てられた中長期滞在が可能なコンドミニアムがたくさん作られており、周辺はインターナショナルな雰囲気たっぷり。

オーストラリア人の民間機パイロットが宿泊している、ゲレンデが目の前のコンドミニアムに入れてもらいましたが、都心にある最高級マンションといった雰囲気があって、外国の都心部に暮らす富裕層を楽しませる設備が整っていました。

もちろん、外国人向けのスーパーマーケットもあります。エリアマップの英語版や中国語・韓国語版が充実している点を見ても、インターナショナルな様子が分かります。

倶知安町の羊蹄ジャガイモは一度は味わいたい

【北海道】そろそろシーズン!外国人も魅了するパウダースノーが人気のニセコ

倶知安町やニセコはグルメも充実しています。同地の知名度や大自然、食材に魅せられて、国内外から料理人などが移住してきているからですね。

現在は残念ながら豪雪を持て余して倶知安を離れてしまいましたが、筆者がかつて滞在したコンドミニアムのオーナーも有名なフレンチのシェフ。コンドミニアムでは地元産のジャガイモや太くて長いアスパラガス、近隣の余市の漁港で仕入れた魚介類の料理を提供してくれました。

そうした本格的な料理でなくても、同地はハンバーガーやソフトクリーム、手作りのハムやソーセージなど、とにかくおいしいグルメがそろっています。

また、羊蹄山のわき水をくめる水くみ場もあるように、水がおいしく空気も新鮮です。土地も豊かで農作物の生産者や料理人の意識も高いとなれば、グルメがおいしくないわけがありませんよね。

比羅夫駅は隠れた観光名所

【北海道】そろそろシーズン!外国人も魅了するパウダースノーが人気のニセコ

プラスして倶知安町やニセコは温泉でも有名。自動車で回れる範囲内に泉質の違う温泉が豊富にわき出していますので、秋冬はありがたいですよね。

また、ぜひとも足を運んでもらいたい隠れた名所が、倶知安町駅とニセコ駅の間にある比羅夫駅。函館本線の小さな駅ですが、絵になる駅で旅心をキュンと高めてくれますよ。

[北海道ぐるり旅 visit HOKKAIDO – 北海道観光連盟]
[All photos by Shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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