海外旅行の際、立ちはだかるのが言葉の壁。英語圏ではなくとも英語が通じる国も多数あるため英会話に力を入れている人も多いですが、現地の人とのコミュニケーションのきっかけにはやはり現地の言葉が強い! さすがに国ごとの言葉を習得してから旅行に、というわけにはいきませんが、どの言葉でも最低限覚えておくと便利な表現を紹介します。
こんにちは、さようなら、ありがとうなどの基本的なあいさつ
これは基本中の基本。英語で言うと「Hello」や「See you」などのあいさつですね。英語で「Hello」と声をかけるよりも、あいさつは現地の言葉で始めてみましょう!
それからこれも大切な言葉、「ありがとう」。やはり感謝の言葉は自分の母国語で言われるのがいちばん心に響きます。自分が言葉にするだけでなく、相手から「ありがとう」と言われることもあるので、「どういたしまして」もセットで覚えておくといいですね。
はい、いいえ
これも基本です。自分が使うことももちろんですが、相手が「はい」「いいえ」と言っているのを聞き取れることがポイント。
「はい、お願いします/Yes, please」「いいえ、結構です/No, thanks」まで言えるようになるともっと会話の幅が広がります。
1から10までの数字
買い物をする時、レストランでオーダーする時、何かと使えるのが数字。すらすら数えられなくても、10個くらいの数字ならなんとか覚えられそうですね。覚えていれば自分が伝えるだけでなく、相手が話している時にも聞き取れるようになるのでとても便利です。
◯◯はどこですか?/◯◯はありますか?
これはどちらかの表現で覚えておくと便利(多少ニュアンスは違いますが、意味はなんとなく通じるのでどちらかだけでもOK! 可能ならば両方覚えておきましょう! )。筆者がいつも最初に覚えるのは「トイレはどこですか?」というフレーズ。慣れてきたら「トイレ」の部分を他の単語に変えれば道も尋ねることができるし、買い物の際も欲しいものがどこにあるのか聞くことができます。
これ、あれ、こっち、あっち、などの指示語
「トイレはどこですか?」と聞いたものの、説明されても分からない! という状況に陥ることもしばしば。これ、あれ、こっち、あっち、英語で言うとthis, that, here, there程度の指示語を覚えておくと便利。余裕があれば「右」「左」も覚えておきましょう。レストランでオーダーする時も、メニューを指して「これ」と言えればOK(ちょっと失礼な感じもするので、できればPleaseも付けましょう!)。
おまけ:乾杯!
旅先で乾杯をする際は、ぜひ現地の言葉で「乾杯!」と言ってみましょう! お酒がもっとおいしく感じるかも!?
筆者は英語が通じる国でも、あいさつ、それから「ありがとう」という言葉だけは現地の言葉を使うようにしています。紹介した表現だけでも覚えておくといざという時にも使えますし、言葉を覚えようとしている気持ちが相手にも伝わってよりあたたかい交流ができるように思います。なかなか全部は覚えられないという方も、現地で耳にする機会が多い言葉でもあるのですぐに使えるようになりますよ!
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