地元民が太鼓判!小江戸・川越で訪れたい絶品のうなぎ屋3選

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Nov 26th, 2015

最近、小江戸と呼ばれる川越が大人気ですね。筆者にとっても高校時代に多くの時間を過ごした青春の町。ある種の感慨深さがありますが、川越は古い町並みやイモのお菓子だけでなく、うなぎ屋の老舗・名店もたくさんあるとご存じでしたか?

地元民が太鼓判!小江戸・川越で訪れたい絶品のうなぎ屋3選
(C) 坂本正敬

小江戸川越観光協会のホームページ情報によると、江戸時代に川越ではうなぎが盛んに食べられるようになったとか。周りに海がない川越の人たちは、周辺の入間川や荒川などで捕れるうなぎを貴重なタンパク源として食してきたそうです。

その伝統を引き継いだ川越には今、人気・実力ともに秀でたうなぎ屋がたくさんあります。ただ、観光客としてはどこに入ればいいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は生まれも育ちも川越っ子という方数名にご協力をいただき、さらにその方々の知り合いのつてを使って、地元民に人気のお店を調査してもらいました。

小川菊(おがぎく)

地元民が太鼓判!小江戸・川越で訪れたい絶品のうなぎ屋3選
(C) Naoto Kokubo

最初に紹介するうなぎ屋は「小川菊(おがぎく)」。1807年(江戸時代)創業の老舗で、地元では超有名店。

「個人的な趣味を抜きにしても有名なお店は“小川菊”」(30代男性)
「小川菊」(30代女性)
「川越のうなぎ屋の元祖だから、外せない」(50代男性)

という声が集まりました。

地元民が太鼓判!小江戸・川越で訪れたい絶品のうなぎ屋3選
(C) Naoto Kokubo

場所は埼玉県川越市仲町3-22。定休日は木曜日で、売り切れ次第閉店する場合もあるそう。早めの時間に足を運びたいですね。

東屋(あずまや)

地元民が太鼓判!小江戸・川越で訪れたい絶品のうなぎ屋3選
(C) Naoto Kokubo

次は「東屋(あずまや)」。創業は明治元年、現在でも大正時代に建てられたという築100年以上の建物で商売を営んでいます。中庭の見える和室でいただく、その雰囲気も魅力的で、

「個人的なオススメは東屋」(30代男性)
「東屋でしょ」(30代男性)

といった声が多く集まりました。

地元民が太鼓判!小江戸・川越で訪れたい絶品のうなぎ屋3選
(C) Naoto Kokubo

場所は川越市西小仙波町1-16-1。定休日は同じく木曜日。川越観光の目玉の1つである喜多院のすぐそばという立地の良さも観光客にはうれしいですよね。

うな吉(うなきち)

地元民が太鼓判!小江戸・川越で訪れたい絶品のうなぎ屋3選
(C) Naoto Kokubo

最後は「うな吉」。小江戸・川越の主要観光地からはちょっと離れていますが、多くの推薦が集まりました。

「No.1はうな吉。私はうな吉しか行かないかな」(30代女性)
「うな吉」(30代女性)

などなど。

地元民が太鼓判!小江戸・川越で訪れたい絶品のうなぎ屋3選
(C) Naoto Kokubo

立地も建物そのものも観光客向けといった感じではありませんが、味は一級品で人気のお店。定休日は上記の2店舗と異なり水曜日ですので、注意してくださいね。

以上、地元民がお勧めする川越のうなぎ屋を紹介しました。

ただ、今回の調査に主に協力してくれた地元在住の30代男性は、「ご存じの通り、川越には他にも『いちのや』『ぽんぽこ亭』『小川藤』『藤菊』など甲乙つけがたい人気店が多いので、3選はちょっと現実的ではないかも」という“川越愛”たっぷりのコメントをくれました。

それでも1つの参考にはなると思います。観光に出掛ける前には、チェックしてみてくださいね。

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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