【沖縄】日本政府が外国人におすすめする石垣島のドライブコースが絶景すぎる

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Dec 11th, 2015

日本の主要な観光地と言えば沖縄もその筆頭の1つ。日本政府観光局が作成する外国人向けのホームページでも、石垣島のドライブコースが紹介されています。

【沖縄】日本政府観光局も絶賛!石垣島の絶景ドライブコース

そこで今回は日本政府観光局の情報を参考に、実際に筆者も走った経験のある石垣島のドライブコースの魅力を紹介したいと思います。

石垣島北端の平久保崎灯台

【沖縄】日本政府観光局も絶賛!石垣島の絶景ドライブコース

石垣島ドライブは、宿泊先のホテルからのスタートが一般的。ホテルのフロントでお願いをすれば車を手配してくれます。しかも、ホテルの目の前まで車を持ってきてもらえますので便利ですよね。

多くの観光客にとってスタートは石垣島の南岸、石垣港周辺になるかと思いますので、まずは国道390号線に入り、石垣空港方面へ向かってください。最初の目的地は石垣島の最北端にある平久保崎灯台。

国道390号線をひたすら北上すると、県道79号線と県道206号線に分かれるポイントに差し掛かります。その交差点を真っ直ぐ県道206号に進んでください。

伊勢間湾を過ぎるころから徐々に民家が少なくなり、左右に海の気配が迫ってきて、最終的には灯台にぶつかります。無料の駐車場に着いたら自動車を停め、灯台のある高台まで上がってみてください。東シナ海を一望できる絶景が待っています。

筆者が訪れたとき、灯台から眼下に見渡せる海岸線沿いの畑に、人影がぽつんと見えました。地図帳で見れば「平野」とありますが、東シナ海が岸辺を洗う先島諸島の北端で農作業に従事する人生について、あれこれ想像してしまった思い出があります。

灯台は、何だか感傷的になりますよね。

ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン3つ星の川平湾

【沖縄】日本政府観光局も絶賛!石垣島の絶景ドライブコース

次の目的地は、2011年にミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで3つ星に選ばれた川平(かびら)湾です。

平久保崎灯台から県道206号線の元来た道を戻り、国道390号線との交差点まで帰ったら、今度は県道79号線に折れて西を目指してください。

県道79号線は海沿いをひたすら進む道で、途中にカフェレストラン「Bellver」など展望が見事なお店が点在しています。休憩がてら立ち寄ってみてくださいね。

ヒルギ群落、米原ビーチを過ぎ、県道79号線が県道207号線にぶつかるT字路を右折すると、石垣島で最も有名な観光地、川平湾に着きます。

とにかく透明度が美しい海で、大小の島々の間を小さな船で遊覧するアトラクションが目玉となっています。しかも、船底がガラス張りになっていますので、船長のガイドを聞きながら海中のサンゴ礁や南国の魚の生態を楽しめます。船を待っている間は、展望台に出掛けてください。少し高い場所から川平ブルーと呼ばれる青の美しさを満喫できますよ。

【沖縄】日本政府観光局も絶賛!石垣島の絶景ドライブコース

最後は県道79号線に戻り、名蔵湾沿いの道を進んでスタート地点の石垣港方面に帰ります。あるいは石垣島の西端、東シナ海に沈む夕日を楽しめる御神崎灯台や、観音崎灯台などの観光地に、体力との相談で立ち寄っても面白いです。サンセットで有名な灯台になります。

以上が石垣島のドライブコース。東回り、西回り、どちらから出発するにせよ、体力を過信せず、無理なく安全運転でホテルに戻りたいですね。

[All photos by Shutterstock.com]
[Recommended Driving Course for OKINAWA areas – JAPAN : The Official Guide]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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