世界中から女性旅行者が集まるヨガの聖地。インド「リシケシ」で格安ヨガ修行

Posted by: 春奈

掲載日: Feb 28th, 2016

「ヨガの聖地」リシケシ

インドに「ヨガの聖地」と呼ばれる場所があります。それが、ウッタラーカンド州にあるリシケシです。ロックバンド・ビートルズのメンバーが若いころにヨガ修行をした場所としても知られています。

一日3000円で叶う!ヨガの聖地・インド「リシケシ」でのヨガ修行

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物価も安く、ゲストハウスのシングルルームが一泊250~500ルピーほど。ヨガのレッスンは一回200~300ルピー。カフェやレストランでの食事は一食100~200ルピーほどでいただけます。(2016年2月時点:1ルピー=約1.6円)なんと一日3000円でヨガライフが満喫できてしまうのです。

リシケシの風景

山に囲まれたリシケシでは、青く美しいガンジス河を目にすることができます。

一日3000円で叶う!ヨガの聖地・インド「リシケシ」でのヨガ修行

特に早朝の風景は神秘的。

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リシケシはヒンドゥー教の聖地でもあり、異国の雰囲気満点のヒンドゥー教の儀式や、人々が河で沐浴する姿も目にすることができます。

一日3000円で叶う!ヨガの聖地・インド「リシケシ」でのヨガ修行

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リシケシのヨガ

リシケシには多くのアシュラム(ヨガ道場)やヨガスクールがあり、そのほどんどが、「ドロップイン」と呼ばれる1レッスン単位の利用を受け付けています。1レッスンは75分から2時間程度で、いくつかのレッスンを試して自分に合った場所を見つけることができます。

一日3000円で叶う!ヨガの聖地・インド「リシケシ」でのヨガ修行
居心地のよさが評判のアシュラム、アーナンドプラケシュのスタジオ (C) Anand Prakash/MartinPrihoda.com

一日3000円で叶う!ヨガの聖地・インド「リシケシ」でのヨガ修行

本場のヨガレッスンで重点が置かれるのは、呼吸と意識のあり方です。

「ヨガとは、体と呼吸、精神をつなげること。心に意識が向いていてこそヨガ。気持ちが乱れている状態でただ体を動かしているだけでは単なるエクササイズなのです。」(ヨギー、ラジェンドラ氏の言葉)

リシケシの食

一日3000円で叶う!ヨガの聖地・インド「リシケシ」でのヨガ修行

世界中から女性旅行者が集まってくるだけあって、食事のレベルが高いのが嬉しいところ。ガンジス川を眺めながらのカフェタイムはまさに至福の時間です。インド料理はもちろん、イタリアンやチベット料理をはじめ世界各国の料理を楽しむことができます。

肉食を奨励しないヒンドゥー教の聖地であるリシケシで出される料理はすべてベジタリアン。ヨガとヘルシーな食生活で心も身体もデトックスできます。

リシケシが教えてくれること

氾濫する情報や日々の忙しさから離れ、ヨガを通じて自分の心身と対話し、おいしく健康的な食事をいただく。そうすることで、今までとは違ったシンプルな幸せのあり方が見えてきます。

幸せとは、探すものでも掴むものでもなく、感じるもの。「こうして生きているだけで幸せなのだ」と気付くことでしょう。

■ヨギー ラジェンドラ氏について
筆者がリシケシ滞在時にヨガを習った先生で「Rajenda Yoga and Wellness Center」を運営しています。「地球の歩き方」掲載実績もあり、日本人の指導経験が豊富な先生です。
PROFILE

春奈

Haruna ライター

和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。

和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。

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