京都で一番、いえ日本で一番人気の観光スポットともいえる伏見稲荷。朱い千本鳥居が有名ですが、ここにきたときは必ず挑戦したい名物料理があるのはご存知でしょうか?
それはなんと、「すずめの丸焼き」。一体どんな見た目と味なんだろうと、いろいろ想像してしまいますが、今回は実食ルポをお届けします。
すずめの丸焼きを求めて神幸道(裏参道)へ
すずめの丸焼きをいただけるのは、神幸道(裏参道)界隈のお店。お土産屋などが並ぶにぎやかな通りです。
お食事処「稲福」さんの店先で、早速みつけました。うずらの丸焼きもあります。すずめ600円、うずら700円〜850円。すずめの方が、ちょっとお安い。
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築100年の日本家屋を使った、畳もある「スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」
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【京都土産】美味しくて可愛い、人気の「京あめ」クロッシェ
近寄って見てみます。わかります? 首がにょきっと。本当に姿がわかるほど、丸焼きなんですね。ただし・・・これはうずらのようです。すずめは店内でいただけるのだとか。
こちらは「日野家」さん。店先ですずめの丸焼きを焼いている様子を見ることができます。
しかし、今では珍しいすずめの丸焼き。そもそもなぜ食されるようになったのでしょうか?
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すずめを懲らしめる為・・・普段慣れ親しんでいるすずめだけに、何だかちょっとかわいそうな気分に。しかし農家の人にとっては死活問題ですもんね。ちなみに、すずめの丸焼きは狩猟期間である冬限定のものだそう。ただし、在庫があればいただけるそうです。
いよいよすずめの丸焼きを実食!
さて、実食です。日野家さんで買いました。食べやすいようにと切り分けてくれたので、グロテスクさが軽減されています(笑)。
右端の黒っぽいのが頭です。ちなみに頭が一番おいしいです。とろりとして、いい旨味があります。体の方は・・・焼き鳥を想像するとちょっと期待はずれに感じるかも。骨がほとんどで、身があまりないんです。骨もバリバリどうぞ、といわれたのですが、やはりもうちょっと身がいっぱいついてる方がいいなあ、なんて思ってしまいました。
まあ、何事も経験。味はおいしかったです。ごちそうさまでした!
おまけのお土産情報
ちなみに。神幸道(裏参道)の鳥居の向かいには「祢ざめ家」という、うなぎで有名なお食事処があるのですが。
ここのおいなりさんが絶品です。小ぶりで中に麻の実が入っていて風味がよく、いくつでも食べられそう。テイクアウトもできるので、お土産にもいいかも。3個入り450円、7個入り950円です。
実は「祢ざめ家」という店名、豊臣秀吉が名付けたそう。その由来はちょっといい話ですよ。気になった人は、お店のホームページを覗いてみてくださいね。
築100年の日本家屋を使った、畳もある「スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」
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[稲福]
[日野家]
[祢ざめ家|名前の由来]