
最近、クマに遭遇したというニュースや被害が相次いでいます。
筆者も先日、森の中でばったりカモシカに遭遇。山道で顔を合わせてみると、身動きができなくなるくらいの迫力がありました。もし出くわした相手がクマだったら・・・。きっとアウトだったと思います。
そこで今回は環境省や知床財団の資料をもとに、クマに遭遇しないための心構えや、万が一出くわした際の対処法をまとめます。遭遇の危険性がいよいよ高まる時期は10月などの秋ですが、夏でも油断はできません。ぜひともチェックしてみてください。
遭遇しないための心構えは?

クマに遭遇したらどうしたらいいのでしょうか? プロの格闘家や秋田マタギの方々など特別な技能を持つ人ならまだしも、普通の人の場合は、なすすべは“ほとんど”ありません。だからこそ、まずはクマに遭遇しないように賢く行動することが何より大切です。
クマに遭遇しないための心得
・鈴などをリュックサックにつける
・森の中では周囲に最大限の注意を払う
・クマのふんや足跡を見つけたら引き返す
・単独で森を歩かない
・悪天候、夕暮れどきに森を歩かない
・森の中では走らない
・倒木など物陰に近づくときは一時停止する
鈴などを持たない状態で森に入ってしまった場合は、車の鍵の束などをジャラジャラと鳴らすといいと、かつて林業労働者に教わりました。森の中で自分の存在をクマに知らせ、クマに逃げるゆとりを与えるために、鈴をつけてゆっくりと行動をするべきなのですね。
※編集部追記(2016.06.14)
今回の秋田県の事件では、「これまで常識とされた、爆竹や鈴、ラジオなど、クマを遠ざけるための小道具の効果も疑問」との声も出ています。ご注意ください。(YOMIURI ONLINEより) 「クマのふんなんて分からないし・・・」という人は、写真で調べてみては? 筆者のような素人でも、地元の博物館でクマのふんの展示を一度見ただけで、森に入ったときにクマのふんに気づけるようになりましたよ。

さらに、クマの生態を知っておくことも大切です。例えばクマには、以下のような性質があるそう。
・クマは直立した木でも鋭い爪を使って登る
・悪路でも時速40km~60kmで走ることができる
・クマは泳ぎも得意
人類史上最速のスプリンターといわれるジャマイカの陸上選手、ウサイン・ボルト選手の全速力は時速37kmほどと言われていますから、走って逃げても確実に追いつかれます。水辺に飛びんで逃げようとしても、泳いで追いかけてくるかもしれないのです。
では、実際にクマに遭遇してしまったときは、どう対処すればよいのでしょうか?

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Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
1979年東京生まれ、埼玉育ち、富山県在住。成城大学文芸学部芸術学科卒。国内外の媒体に日本語と英語で執筆を行う。北陸3県を舞台にしたウェブメディア『HOKUROKU』の創刊編集長も務める。
https://hokuroku.media/
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