人類は今世紀中に火星へ・・・火星でも野菜や穀物が育つことが判明

Posted by: sweetsholic

掲載日: Sep 25th, 2016

人類は今世紀中に火星へ・・・火星でも野菜や穀物が育つことが判明

わずかながら酸素もあり、寒暖の差は激しいながら四季があるなど、地球と似ていると言われる火星。1日の長さも24時間強と、地球とほぼ一緒です。米航空宇宙局「NASA」では、将来的に人類が火星でも生きていけるようにと、様々な計画を進めているそうです。

火星の土で、4種類の野菜や穀物が育った!

人類は今世紀中に火星へ・・・火星でも野菜や穀物が育つことが判明

人類が生きていくのに必要不可欠なものといえば、食べ物! オランダのヴァーヘニンゲン大学が2013年から行っているのが、火星の環境で野菜や穀物を育てる実験です。

NASAが開発した火星の土を使って、過去2年間でラディッシュ、グリーンピース、トマト、ライ麦など10種類の野菜や穀物を育てることに成功、前述の4種は食べても安全だということが判明しました。ジャガイモやニンジンなど残りの6種類は金属レベル等、その安全性を確かめる必要があるそうです。火星環境で育ったトマトやグリーンピース、どんな味がするのか気になりますね。

今世紀中に人類は火星にお引越し?

実験を行った研究者は「(火星の環境に)期待できる」と話しており、「火星に定住した人たちがさまざまな食べ物を食べていけるよう、できるだけ多くの作物を試す必要がある」とも。

人類は今世紀中に火星へ・・・火星でも野菜や穀物が育つことが判明

「えっ、火星に定住?」とビックリした方も多いのではないでしょうか。NASAでは2030年代までに火星に人類を送り込む大規模な計画が進められており、宇宙輸送を手がける米企業「SpaceX」なども火星の植民地化計画を進めているとのこと。計画の詳細が綴られたNASAの興味深いレポート(英語)を見つけたので、気になる方はご覧になってみてはいかがでしょう?

火星のような過酷な環境でも、野菜や穀物が育つことが分かった今回の実験。個人的にはスイカやイチゴなどのフルーツや、ミントやバジルなどのハーブ類も育つのか気になります。火星への移住は、それほど遠い未来のことではないのかもしれませんね。

[nasa.gov]
[theguardian.com]
[astroarts.co.jp]
[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

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sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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