インドネシアの首都で、人口1,017万人を有する(2015年、インドネシア政府統計)大都市・ジャカルタに進出する日系企業の数は、ここ最近、右肩上がり。ニュースなどで耳にする機会も増えています。それだけに、ジャカルタといえば、ビジネスマンが出張や転勤で訪れる、「ビジネスの街」というイメージが強いのではないでしょうか。
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「ジャカルタの代官山」ジャカルタ南部がアツい!
インドネシアといえばバリ島のイメージが強く、「ジャカルタに観光に行く!」という話はあまり聞かないかも・・・と思いきや、「ここ最近、ジャカルタがおもしろい」という話をちらほら耳にします。観光客、とくに女性の旅に関する情報が少ないジャカルタを、ちょっぴりのぞいてみることにしましょう。
ジャカルタの駐在妻の知人らにリサーチしたところ、今アツいのは、ジャカルタの南部だとか。ジャカルタにはもともとショッピングセンターが多く、そこでほとんどの買い物がこと足りてしまうのですが、最近、ジャカルタ南部のKemang(クマン)エリアには、1軒家のインテリアショップやアートショップ、レストランが続々、オープン中。「ジャカルタの代官山」「ジャカルタのビバリーヒルズ」なんて呼ぶ人も多いそうです。
20代女性オーナーのアートショップはお土産選びにぴったり
たとえば、「Dia.Lo.Gue Artspace」は、20代の女性オーナーが、「ジャカルタのアートをもっともっと元気にしたい」と立ちあげたカフェ併設のギャラリー。広い裏庭が心地よく、丸1日ここで過ごせてしまいそうな空間です。
ギャラリー展示も興味深く(2015年は岐阜県の伝統工芸とのコラボも)、ハイセンスなインドネシア雑貨が並ぶショップも一見の価値あり、です。
フォトジェニックなインドシア料理に舌鼓
「Soulfood Kemang」は、伝統的なインドネシア料理を現代風にアレンジした、料理が人気のレストラン。内装もインドネシアのモダンと伝統が混在していて、テンションが上がります。
ブリキの食器もキュート。写真を撮って、SNSにあげたくなること必至ですっ! これでいて、味も美味しいのだから人気があるのも納得!
おしゃれ空間で、南国らしいコーヒードリンクを
最近、ジャカルタには、インドネシア産のコーヒーをおしゃれにいただける店も増えているんです。
少しクマン地区から離れますが、やはりジャカルタ南部に位置する「1/15 Coffee」では、コーヒーの抽出が選べるほか、レモンやソーダと合わせたコーヒードリンクなども提供。白を基調としたシンプルな店内では、軽食やスイーツをいただくこともできます。
感度の高いインドネシア女性のお気に入りレストラン
インドネシアの有名シェフが手がける「Letter D」は、感度の高いローカルが女子会やデートでこぞって利用するというインターナショナルレストラン。緑を多く配した店内で、癒しの時間を過ごすことができます。
料理は、インドネシア料理、西洋料理、タイ料理といった多国籍のメニューを、シェフの感覚でアレンジし、提供。インドネシア風ローストサーモン「SALMON LODEH」やインドネシアの定番料理「ナシチャンプル」をおしゃれにアレンジしたメニューが同店の真骨頂です。
[Letter D]
観光にもビジネスにもおすすめ! 「シェラトン・グランド・ジャカルタ・ガンダリアシティホテル」
(C)Sheraton Grand Jakarta Gandaria City Hotel
2015年10月には、ジャカルタ南部に「シェラトン・グランド・ジャカルタ・ガンダリアシティホテル」がオープン。日本企業が多く進出しているガンダリアシティという、ビジネスでの滞在に至便な場所にありながら、広い窓やリゾートムード漂う屋外プール、質の高いレストランや生演奏が楽しめるバーなどがあり、観光での滞在にもおすすめ。
(C)Sheraton Grand Jakarta Gandaria City Hotel
早くも駐在の日本人の奥様方の、格好の朝食&ランチ会のスポットにもなっているとか。大きなショッピングセンター(地下には大きなスーパーも!)が隣接しているのも大きなメリットです!
[Sheraton Grand Jakarta Gandaria City Hotel]
街歩きに関する情報が少ないジャカルタですが、じつは女性の旅心を刺激する、魅力的なスポットが急増中! バリ島のトランジットの際に、1、2日、滞在してみるのも悪くないかも!? きっとジャカルタのイメージががらりと変わること間違いなしですよ。
[Photos by kelly]