フランスのコスメブランドといえば、ランコムやシャネルなどの高級コスメをイメージしますね。しかし、フランス国内ではそんな高級コスメは実際手が届かず、使用している人もあまり多くはないのでしょうか。それよりも薬局コスメの方が手軽に買えて負けず劣らず質がいいとフランス人の女性には評判なのです。フランス在住の筆者が使ってみておススメできる、女性がもらって嬉しいお土産フランスの薬局コスメを紹介します。
ポリフェノールで美しくなるコーダリー
Caudalie/コーダリーはフランスのぶどう畑から誕生したスキンケアブランドです。ぶどうの種や茎から抽出されるポリフェノールの抗酸化作用をスキンケアに活用しています。
おススメはローショントニック。肌にしっとりと馴染みます。このローションとニックは95%が自然素材でできているそうです。またナイトクリームやボディークリームの愛用者も多くおススメです。
フランスの定番薬局コスメ、アベンヌ
(C)Nanako Kitagawa
フランスの薬局コスメの定番と言えばAvène/アベンヌ。アベンヌの特徴といえば、温泉水が全ての製品に配合されており、全ての肌に合うとまで言われているほど、低刺激。フランスのお医者さんも肌の弱い人にはアベンヌを勧めるほどです。
(C)Nanako Kitagawa
アベンヌのおススメはアベンヌウォーター。肌の乾燥が気になる時や、化粧水をつける前のプレ化粧水としても使うことができます。またディーピグメントはシミ対策クリームとしてはかなりの優れもの。このクリームでシミが薄くなったという話も聞くほどです。
クレンジングウォーターで有名なビオデルマ
「刺激に対する肌の耐性を高め、過剰反応を抑えるように導く」製品をモットーにしているBioderma/ビオデルマ。ビオデルマは保湿を保ちながら、クレンジングをするウォーターが人気です。フランス人は乾燥肌の人が多く、洗顔をするのは良くないと考えられています。実際多くのフランス人がビオデルマのクレンジングウォーターを愛用しています。
フランスのビオブランド、メルヴィータ
(C)Nanako Kitagawa
Melvita/メルヴィータはフランスのオーガニックコスメ。1000種類以上の天然素材を配合したこのコスメブランドは肌に優しいとフランス人に人気があります。
特にアルガンオイルはメルヴィータの一番人気商品。メルヴィータのサイトによると、アルガンオイルとは「モロッコの南西部に生育するアルガンツリーの実の種の核から採取されるオイル」で、「現地先住民のベルベル族が生命の実として、美容剤や関節のマッサージなどにも利用してきた万能オイル」と知られているそうです。フランス人女性はこのアルガンオイルを使用している人も多く、肌に少量つけるだけでしっとりとするのだそうです。
西洋人とアジア人では肌の種類が違うから、外国のコスメブランドは日本人の肌には合わないと長く言われてきましたが、これらの薬局コスメは低刺激であるおかげで、問題なく使えて、効果も感じられました。それにお値段もかなりお手頃。女性ならお土産で貰って嬉しいのはコスメなので、ばらまき土産にもおススメです。