「疲れたな」「ちょっと特別な週末を過ごしたい」という時に無性に行きたくなるのが日帰り温泉。しかし、単なる温泉ではなく「秘湯」となると何となく遠い気がしてしまいますよね。しかし、実は神奈川にも秘湯があるのです。中川温泉であれば品川から谷峨駅まで鈍行で片道1660円で行けて、5000円以内でリフレッシュ可能。今回はそんな中川温泉をご紹介します。
武田信玄の隠れ湯だった「中川温泉」
中川温泉は武田信玄の隠れ湯としてもお馴染みの場所。美しい丹沢山塊にあり、中川の清流が流れ、四季折々の魅力溢れる温泉です。「かくれ湯の里 信玄館」は、温泉の入浴だけなら1000円(税込)でお得。最寄駅の谷峨駅からは無料の送迎バスを申し込むこともできます。
露天風呂2つ、大浴場1つ、無料貸切風呂3つ・・・選べる6つの湯処
(C)かくれ湯の里 信玄館
日帰り温泉入浴ができる「大浴場」。広々としていて窓の外には美しい丹沢の自然が見えます。
(C)かくれ湯の里 信玄館
こちらは眼下に中川が流る「展望露天風呂」。訪れる時間によって全く違った風景を眺めることができそうですね。
(C)かくれ湯の里 信玄館
露天岩風呂「千石の湯」。pH値10.1で肌触りが良く、飲泉も可能だそう。中川のせせらぎを聞きながら、のんびりと温泉に浸ることができます。
(C)かくれ湯の里 信玄館
樽形の檜風呂「水光(すいこう)の湯」は無料貸切温泉のひとつ。湯船に浸かりながら、お庭の様子を眺めてリラックス。
どのお風呂も趣が異なり、良い雰囲気ですね。
日帰りなのに温泉に宿泊している気分に・・・夕食付きの客室休憩プラン
(C)かくれ湯の里 信玄館
日帰りで温泉に浸るだけでは物足りない! でも時間がないという人が利用したいのが、夕食付きの客室休憩プラン。こちらのプランは2コースあり、料金は会席料理の内容で異なります。控えめ会席のプランであれば、1室1名6500円で5時間のんびりと温泉に浸かったり(3つの無料貸切露天風呂の入浴付き)、お部屋で休憩したりできます。これならプチ温泉旅行気分を味わえそうですね。
次は周辺の観光スポット情報です!
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中川温泉に行ったついでに観光したい「千代の沢園地」、「三保の家」
(C)山北町役場
中川温泉周辺には風光明媚な観光スポットがたくさんあります。中でも「千代の沢園地」、「三保の家」はゆっくりと散策したいスポット。
「千代の沢園地展望台」からは「関東の富士見100景」に選ばれた美しい景色を見ることができます。目の前にドーンと富士山がそびえ立ち、その周りを紅葉した山々が囲むように鎮座している景色・・・素敵ですよね。カップルで行けばロマンチックなムードに浸れそうです。丹沢湖も同時に見渡せて、この展望台にいるだけで晴れ晴れとした気持ちになれます。
(C)山北町役場
また、丹沢湖周辺の観光スポットで訪れたいのは「三保の家」。この家は湖底に水没した江戸時代末期の民家を移転&復元したものです。写真で水没前の風景を無料で見ることもできます。三保ダムの底に沈んだ景色を写真で見ていると、なんだか切なく、懐かしいような・・・不思議な気持ちになります。
日帰り温泉情報も気になる方は、「【東京日帰り温泉】仕事帰りにも行ける!気軽に癒される東京の名温泉4選」も合わせてご参考に。