12月17日に自由が丘にオープンした、ビーン・トゥ・バーのチョコレート専門店「マジドゥショコラ」。オープン前のメディア向け試食体験会に参加してきましたので、その様子をご紹介したいと思います!
ビーン・トゥ・バーのチョコ専門店
自由が丘駅南口から徒歩3分ほどの場所にオープンした「マジドゥショコラ」。
店内はナチュラルな木目調でまとめられ、スタイリッシュで温かみある雰囲気。
世界各地のカカオ豆を紹介するディスプレイもあります。
チョコレートで世界中に笑顔の魔法を
オーナーシェフはみなとみらいにあるチョコレート専門店「バニラビーンズ」で工場長を務められていた、松室和海氏。カカオ豆から板チョコにするまでの全工程を一貫して手掛ける「ビーン・トゥ・バー(Bean to Bar)」にこだわり、さまざまな産地のカカオ豆の特徴を最大限に引き出す焙煎方法や配合を追求しているのだそう。
「僕が作ったチョコレートを食べていただいたお客さまだけでなく、カカオ豆生産者の方々にも笑顔になってほしい」と熱く語られていました。
カカオ豆の魅力が最大限に引き出された、こだわりのチョコレート
スフレから着想した、半生チョコレートケーキ「マジドゥショコラ」。和のレシピのエッセンスも取り入れた独自の製法によって、焼き上げているのだそう。タンザニア75%、ガーナ63%、パプアニューギニア35%、オランジュ、宇治抹茶、グリオッティーヌの6種。
「カカオ50%、60%などの板チョコは食べ比べしてもわかりにくいことがあるけれども、スフレのような口どけの良いものだと含有量の違いを感じやすい。ぜひ素材のおいしさを楽しんでいただければ」と、松室シェフからのお話もありました。
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濃厚ながらもくどくなく、軽くしっとりした滑らかな口当たり。芳醇な香りと風味が口の中に広がります。
第4のチョコレートとも呼ばれる、ブロンドチョコレート「No.4/ナンバーフォー」。ブロンドチョコレートを最もおいしく感じられる、生チョコレートに仕上げたのだそう。
(C)マジドゥショコラ
やや塩気を感じるキャラメルのような、濃厚でミルキーな味わい。カカオ55%の生チョコレートと2層になっていて、究極の滑らかな口どけが楽しめました。
厳選したチョコレートと素材の相性を追求した、チョコレートサンド「マジドカカオ」。アーモンドクランチ、コーヒーブレンド、宇治抹茶、ミルクピスターシュ、ミルクキャラメル、ラムレーズンの6種。
(C)マジドゥショコラ
さくっとしたクッキーと口どけの良いチョコレートの2つの食感が織りなし、極上のバランス感を味わえました。
抹茶の薫りが壊れないように時間をかけて丁寧に焼き上げた「抹茶のテリーヌ」。チョコレートの重厚さ、抹茶の旨味・甘味が見事にマリアージュし、しっとりとなめらかな口当たり。
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松室シェフが考案したカカオとコーヒーを同時に抽出した、“世界初”の「カカオプレッソ」。ダブルショットにすることで、濃厚な香りと味わいを引き出したのだそう。
チョコ専門店ならではのこだわりの味が楽しめる「ホットチョコレート」。使用するカカオ豆は日替わり。
この日はマダガスカル産カカオ豆を使ったもの。フルーティーな酸味が印象的で、心にも染みるほどの奥深いおいしさでした。
素材とカカオの最高のマリアージュを作り出す「マジドゥショコラ」。特別なチョコレートに出会いたい時は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
[マジドゥショコラ]
[Photos by Nao]