漂白剤はいらない!【茶渋を真っ白にする身近な調味料】が超使えると判明

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Jan 22nd, 2017

白っぽいマグカップでコーヒーを飲んだり紅茶を飲んだりしていると、注意していても茶渋がついてしまいますよね? 気がついたときには、食器用洗剤とスポンジでこすっても落ちない状態に・・・。漂白剤に漬けておけば汚れはとれますが、正直面倒くさいですよね。

漂白剤は要らない!【茶渋を真っ白にする身近な調味料】が超使えると判明

そこで今回は身近な調味料を使って、手軽に茶渋を落とす方法を紹介したいと思います。まさに筆者が困っているとき、そばにいたご高齢の女性が教えてくれたテクニック。ぜひとも参考にしてみてくださいね。

茶渋を落とす秘密の調味料とは塩

漂白剤は要らない!【茶渋を真っ白にする身近な調味料】が超使えると判明

茶渋が手軽に落とせる調味料と言われたら、何を想像しますか? 何も思い浮かばないという人も少なくないと思いますが、正解は塩。普通にどこにでも売っている塩を茶渋の気になる場所に振りかけて、指先でこするだけ。本当に簡単に落ちてくれます。

最初にその話を聞いたとき、筆者も半信半疑でした。力任せに食器用洗剤とスポンジでこすっても落ちない茶渋が、塩でこすったくらいで落ちるわけがないと、内心疑っていたのですね。しかし試しにチャレンジしてみると、驚くほどの結果になりました。

茶渋でいっぱいのマグカップもあっという間に真っ白

漂白剤は要らない!【茶渋を真っ白にする身近な調味料】が超使えると判明

(C)Masayoshi Sakamoto

その驚きのパワーを紹介するにあたって、筆者は過去に愛用していたマグカップの1つを引っ張り出してきました。デザインや使い勝手は気に入っていたのですが、ちょっと茶渋が気になるため、レギュラーポジションから外されていた不幸なマグカップですね。

写真のように底には長年の茶渋がいっぱい。全ての原因はカップをすぐに洗わない筆者のだらしなさにあるのですが、仕事を終え、机を離れるときにマグカップを置き去りにしてしまう悪いくせで、このような茶渋がすぐに残ってしまうのですね。

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塩さえあればどんな茶渋も簡単に落ちる

漂白剤は要らない!【茶渋を真っ白にする身近な調味料】が超使えると判明

(C)Masayoshi Sakamoto

こうした茶渋も塩があれば簡単。気になる部分に塩をふりかけ、指先でこするだけ。数滴だけ水をたらしてこすると、やりやすいと思います。

なんどか指先で塩をごしごしすると、茶渋がとれて塩が茶色く変色していく様子が分かります。汚れが落ちているサインですね。気になるようなら塩を取り替えてこすり続けてみてください。上述の写真は、半分まで茶渋をこすったところ。

漂白剤は要らない!【茶渋を真っ白にする身近な調味料】が超使えると判明

(C)Masayoshi Sakamoto

最終的には数分で写真のように、見事に茶渋が取れます。このテクニックを知ってから、筆者は今まで落としきれなかったさまざまな製品の茶渋を落としてきました。例えばコーヒーや紅茶をよく入れて持ち運ぶ水筒などもそう。

指が届かない水筒などは、菜ばしを突っ込んでごしごしとこするだけです。それだけの摩擦で汚れは落ちてくれますので、「この茶渋、何をしても落ちない」と言う場合は、ぜひとも試してみてくださいね。

以上、茶渋には塩を使うといいという話をしましたが、いかがでしたか? 全くの余談ですが筆者の使用する塩は能登半島の天然塩。塩によって多少の落ち具合に違いはあるのかもしれませんが、自宅の塩でとりあえずやってみてくださいね。

漂白剤は要らない!【茶渋を真っ白にする身近な調味料】が超使えると判明

[Photos by shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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