世界にはさまざまな空港がありますが、一番飛行機が遅れない空港はどこなのでしょうか?
そこで今回はイギリスの航空関連情報会社OAG社がリリースした、世界の航空会社の定時運航遵守率ランキング「2016 OAG Punctuality League」から、飛行機を定時で運行させる力に優れた世界の空港をまとめたいと思います。
羽田国際空港は世界一の定時運航率!
上述の調査は毎年、世界中の航空会社や空港を対象に定時運航率のランキングを発表しています。
空港と言ってもいろいろとあり、年間で扱っている便数も異なりますが、例えば年に合計で2000万座席以上の飛行機を離発着させているメジャー空港の中で、最も定時運航を実現している空港はどこなのでしょうか?
1位・・・羽田国際空港|日本(87.49%)
2位・・・サンパウロのグアルーリョス国際空港|ブラジル(85.28%)
3位・・・デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港|アメリカ(84.64%)
4位・・・ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港|アメリカ(84.57%)
5位・・・ミネアポリス・セントポール国際空港|アメリカ(84.46%)
※カッコ内は定時運航遵守率
なんと、東京の羽田国際空港が世界No.1。残念ながら他の日本のメジャー空港はTOP20に入っていませんでしたが、ちょっと誇りに感じる結果です。
中規模の国際空港部門では、大阪伊丹がランクイン!
上述のランキングはメジャー空港、大規模空港、中規模空港、小規模空港と、年間で取り扱う座席数の数に応じて、TOP20を紹介してくれています。
先ほども紹介したように、メジャー空港部門で羽田国際空港がランクインしていましたが、その他にランキングに入った日本の空港と言えば、中規模空港部門の大阪伊丹。
1位・・・ブリガム・シティ空港|アメリカ(91.28%)
2位・・・大阪国際空港(伊丹)|日本(89.68%)
3位・・・トクメン国際空港(パナマシティ)|パナマ(89.56%)
4位・・・タンクレード・ネーヴェス国際空港(ベロ・オリゾンテ)|ブラジル(88.49%)
5位・・・ケルン・ボン空港(88.27%)|ドイツ
関西は空港が集中しているため、大阪伊丹はもはや不要だと一時期盛んに耳にしていましたが、空港自体は世界トップレベルの定時運航率を誇っていたのですね。
以上、世界の空港の中で定時運航率が高い空港ランキングを紹介しましたが、いかがでしたか? 上述の空港から飛行機に乗る場合は、とりあえずスケジュール通りの旅になると安心できそうですね。
[2016 OAG Punctuality League – OAG]
[All photos from shutterstock]