【旅の失敗談と解決策】海外でかかったありえない病気 フィリピン編「赤痢」

Posted by: sweetsholic

掲載日: Mar 5th, 2017

せっかくの海外旅行なのに、病気にかかって身動きできない・・・。そんな状況はできるだけ避けたいものです。水道水が飲める国もあれば、水道水がキケンな国もあり、海外と国内では当然ながら衛生事情が異なります。

海外旅行中、「お尻から油が流れ続ける」という世にも奇妙なありえない症状にかかった友人もおりますが(おそらく食べ物によるもので数日でおさまったそう)、筆者もフィリピンでありえない病気にかかりました。戦後には2万人近くの死者を出したという「赤痢(細菌性赤痢)」です。

海外でかかったありえない病気 フィリピン編「赤痢」

赤痢にかかったシチュエーション

海外でかかったありえない病気 フィリピン編「赤痢」
(写真はイメージです)

イチゴやレタスのおいしいフィリピンの避暑地・バギオに取材で訪れたときのことです。最終日の夜に向かった、とてもキレイな某和食レストランで食べた何かが原因で赤痢にかかりました(※レストランで食事をした取材班全員が同じ症状を訴えたため、ここが原因だと判明)。インテリアもお料理もとても素敵だったので、ついうっかり生野菜を食べてしまったのがよくなかったのかも。

赤痢とは? 症状

赤痢には「細菌性赤痢」と「アメーバ赤痢」があり、前者は赤痢菌、後者は寄生虫の赤痢アメーバが原因の感染症です。

赤痢の感染源は人間で、感染者の糞便やそれを触った手指など。水道水が飲めない国では、レストランの氷や生野菜を使ったサラダ、生ものなどにも注意が必要です。また、感染者が作った料理を食べること(※トイレに行ったあとで手を洗わずに調理した場合など)で感染するので、レストランを選ぶ際には衛生管理の行き届いたところを選びたいものです。

バギオから帰宅後の翌朝。発熱、嘔吐、激しい下痢に襲われました。「もう生きていられないかもしれない・・・」と思うほどの辛さで、ベッドとトイレの往復を何時間も繰り返しました。

どうすれば治る?

その日は病院へ足を運ぶことができないほどひどい症状だったので、翌日に病院へ。自分では重症だと思っていたけれど、脱水症状がもっと激しい人は点滴が必要だそうです。あんなに辛かったのに・・・と思いつつ、自分は抗菌薬をもらって帰宅。薬を1週間ほど飲み続けて安静にしていたら、下痢もやがて止まりました。

赤痢はフィリピンだけでなく、インドネシア、タイなどアジアの地域でかかる人も少なくないようです。もし上記のような症状があらわれた場合、どんなに辛くても現地の病院へ足を運ぶようにしたほうがよいでしょう。

フィリピンで病気にかかったときの、病院探し

フィリピンは貧富の差が大きいこともあり、医療にも激しい格差が存在します。小さな病院にも技術を持った立派な医師はいますし、大きな私立病院だから必ずしも素晴らしい医療が受けられるというわけではないのですが、日本人の私たちがフィリピンで病院を探すときには、視点を変えて選んだ方がよい気がします。

私たちがフィリピンで病院を探すときには、首都マニラなら、日本人医師が常勤する「日本人会診療所」や私立病院へ。赤痢の治療に訪れたのは、当時住んでいたアパートから徒歩5分という最も自宅に近い「Makati Medical Center」でした。セブ島なら私立病院の「Chong Hua Hospital」など、外務省のホームページに掲載されている医療機関を参考にしてみてはいかがでしょう。

海外でかかったありえない病気 フィリピン編「赤痢」

ちなみに筆者は約2年のフィリピン生活の間に、赤痢には2回、頂点から血が噴き出す「ピグサ」と呼ばれるおでき、目が突然「四谷怪談」のお岩さんのように腫れる奇妙な症状・・・などなど、日本ではかかったことのない不思議な病気に何度もかかりました。現地の人からすると「そんなのフツーだよ」と言われても、慣れてない日本人の自分にはどれもショックな思い出です。

[nih.go.jp]
[idsc.nih.go.jp]
[mofa.go.jp]
[Photos by Shutterstock.com] 

PROFILE

sweetsholic

sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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