
(c) Yoko Nixon
日本は世界に誇る温泉大国ですが、日本から8500km離れたアイスランドにも、温泉を愛する文化があるのです。
アイスランドの広大な大地に溶け込み、その鮮やかな青色の水が世界中の人々を魅了してやまないその名もブルーラグーン。シリカと呼ばれる物質が太陽光に反射してその独特で鮮明な青色を生み出しています。
今回は、アイスランドに行ったら絶対に訪れたいブルーラグーンを100%楽しむ攻略法をお教えいたします!
そもそもブルーラグーンってどうやっていくの?オススメの行き方は?

ブルーラグーンは、アイスランドの首都レイキャビックと、空の窓口ケフラヴィーク国際空港の間に位置しています。アクセスしやすい立地にあるので、旅の最初に寄っても、最後のお楽しみにとっておいても良いですね。レンタカーを借りるのでなければ、Reykjavik Excursions が運行するバスを利用するのがオススメ。
空港からでもレイキャビックからでも乗車可能で、朝は7時(空港からなら7:30)から夜は20時(空港からなら17:30)まで1時間に1本バスが走っています。入館の際手続きをスムーズにするためにも、ブルーラグーンのエントランス費用込みのバスチケットを事前に購入しておくことをオススメします。ブルーラグーンの駐車場には荷物置き場もあるので、大きなスーツケースと一緒でも大丈夫!
オススメの時間帯は?チケットの種類が色々あるの?

ブルーラグーンは世界中から旅行客が訪れる人気スポットなので、繁忙期には混雑が予想されます。のんびりと温泉を楽しみたい! と言う方は、朝一で行くのがオススメ。開館してすぐの時間帯は他のツアー客も少なく、広大な温泉を独り占めすることも可能かも?
またブルーラグーンの料金はランクによって異なり、一番リーズナブルなのは入場料のみのスタンダードコース5400 ISK(日本円で約5200円)。他にもコンフォート、プレミアム、ラグジュアリーのランクがあり、値段が高くなるにつれて様々なサービスも受けられるようになります。ここぞとばかりに上質なサービスを受けたい! ということでなければ、スタンダードコースでも充分に楽しむことができます。
持って行くべきものは?

忘れてはいけない持ち物はズバリ水着。日本の温泉と違い水着着用が義務付けられているので、自分の体にあったものを持っていきましょう。またバスタオルも一緒に持って行くと便利です(水着、バスタオルは館内で有料レンタルもできます)。
ブルーラグーンのお湯は熱い箇所でも40度前後。日本の温泉よりも温度がやや低いために長時間お湯に浸かることができますが、その分の水分補給も忘れずに。ペットボトルを1本携帯して行くと、お風呂上がりにも重宝します(店内の売店で購入も可能ですが、やや値段が張るのでボトルを持って行って館内館内のウォーターサーバーを利用するのがお得です)。また夏場に行く場合には、サングラスを持って行くのもお忘れなく。
その他の豆知識
温泉に入る前は、更衣室のシャワーで体を綺麗にしてから入りましょう。また温泉に長時間浸かるとお湯に含まれるミネラルのせいで髪が非常に乾燥するので、髪の長い人は特にしっかりコンディショナーを使って保湿をすることをオススメします。シャンプー、コンディショナーはシャワー室に備え付けてあるものを無料で使用することができます。
帰りのバスの時間まで少し時間がある、または出発前に少し火照った体を冷ましたいという方は、入り口を出た後ブルーラグーンの周辺をふらっと散歩するのがオススメ。館内の温泉と同じ色の青白い湖と、ゴツゴツした岩場に生える緑の苔の印象的なコントラストを楽しむことができます。水に入ることはできませんが、アイスランドの独特な風景を間近で感じることができます。

(c) Yoko Nixon
アイスランドに行く機会があったら是非とも立ち寄りたいブルーラグーン。温泉だけでなく、その道中の風景や、ラグーン周辺の風景も楽しんで、素敵な思い出を作ってください。
[Photos by shutterstock.com]

Yoko Nixon ライター
高校時代初めてアメリカのテキサス州に留学してから、縁あって大学もそのままテキサスへ。帰国後リーマントラベラーとして暇を見つけては世界各国を旅し、旅と写真の面白さにハマる。現在はアメリカのアーカンソー州在住。目先の目標はアメリカ全州を制覇することです!
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