GWも終わり、夏までしばらくお休みはなし。あーあ。

そんな空虚な心を慰めてくれるのは、部屋の片隅にある観葉植物。爽やかなグリーンが部屋を息づかせ、お部屋にいながら小さな森林浴ができますね。

「アイリスガーデニング・ドットコム」が、アイリスガーデニング・家庭菜園ドットコム会員1464名に聞いた「人気の観葉植物ランキング2017」で選ばれた観葉植物とは。あなたの部屋に置いてあるお気に入りがランクインしているでしょうか。

第10位　ストレリチア

Strelitzia reginae, bird of paradise flower

南アフリカ原産の「極楽鳥花」と呼ばれる、華やかなオレンジの花。羽を広げた鳥が停まっているかのようです。開花時期は4〜10月。

【置き場所】日当たりを好み、日光に当てないと花は咲きません。日あたりの良い室内の窓辺などに置きましょう。花持ちが２週間くらいと長く、花の美しさをゆっくり楽しめます。
【花言葉】「寛容」、「恋の伊達者」、「気取った恋」、「輝かしい未来」

第9位　モンステラ

熱帯アメリカ原産。葉に切れ込みのあるユニークな姿をした、モンステラ。名前はラテン語で「怪物」を意味するそうですよ。穴が空いた葉っぱから光が差し込む様子から、ハワイではモンステラの葉が希望の光を導くといわれています。

【置き場所】強い日差しを嫌い、年間を通して明るい日陰を好みます。
【花言葉】「うれしい便り」「壮大な計画」「深い関係」

第8位　サンセベリア

熱帯アフリカ原産。マイナスイオンの放出量が多く、空気清浄に効果があるため人気を集めています。その空気清浄力は、NASAも太鼓判を押すほどだそうです。

【置き場所】日当たりのよい所を好みますが、夏はレースカーテン越しの日光に当てるなど直接強い日差しをあてないこと。葉が焼けることがあります。
【花言葉】「永久」「不滅」

第7位　パキラ

メキシコなど熱帯アメリカ原産。手を広げたような葉が人気のパキラ。丈夫で育てやすいのも人気の理由。財をもたらす縁起のよい木と言われるので、大きく育てましょう。お金持ちになれるかも？

【置き場所】日当たりを好みますが、真夏の直射日光は避けましょう。
【花言葉】「快活」「勝利」

第6位　ヘデラ（アイビー）

ヨーロッパ・アジア原産。暑さ寒さに強く育てやすいため、人気を集めているようです。花との寄せ植えに、ベランダの手すりに這わせて目隠しにする使い方もできます。教会やレンガのキャンパスの建物に蔦の葉が這っているところを見かけますね。蔦は他の木の養分を吸い取ってしまうほど生命力が強いことから、蔦で家を覆うと病人が出るとも言われます。室内で少しだけ育てるのが良いかもしれません。

【置き場所】日当たりのよい所、午前中の日光が当たるような半日陰を好みます。真夏の直射日光は避けましょう。
【花言葉】「誠実」、「結婚」、「永遠の愛」

第5位　ガジュマル

東南アジアから沖縄、屋久島など日本南部原産。幹の途中から生える「気根」と呼ばれる太い根同士が絡み合う、ユニークな姿をしています。別名多幸の樹と呼ばれ、幸福をもたらす精霊が宿ると言われます。

【置き場所】日当たりを好みますが、明るい日陰でも育ちます。
【花言葉】「健康」

第4位　オリーブ

地中海原産。日本では、小豆島でオリーブが育てられています。涼しげな葉がお洒落で、日々の手入れが簡単なことから人気が高いようです。「土の表面が白っぽく乾いたら、鉢の底から流れ出るくらい水を与える」が水やりの基本。

【置き場所】春から秋は戸外の日当たりのよい場所で育てます。
【花言葉】「平和」、「知恵」

第3位　オリヅルラン

南アフリカ産。育てるのも増やすのも簡単という理由で人気のオリヅルラン。葉の緑と白のコントラストの爽やかさを好む人が多いです。ランナーからできた子株の姿が「折鶴」に似ていることが名前の由来。白く愛らしい花が、ランナーの先に咲きます。

【置き場所】日当たりが良く、風通しのよい場所を好みます。真夏の直射日光は避けましょう。
【花言葉】「集う幸福」、「守り抜く愛」、「祝賀」

第2位　ポトス

南太平洋ソロモン諸島原産、初心者向き観葉植物。育て方が比較的簡単で、挿し木や水挿しでも増やせます。ポトスが置き場所を気に入ると、つるをどんどん伸ばしてくれます。筆者のポトスは高い所に置いておいたら、つるが1メートル近く伸びたことがありました。光沢のある葉とバリエーションが魅力。フレッシュグリーンのライムポトスや、斑模様が入ったゴールデンポトス、葉に白が主なポトス・マーブルクイーンなど。花言葉は「永遠の富」なので、枯らさなければ一生お金持ちです（笑）。

【置き場所】室内または戸外の半日陰。真夏の直射日光は避けましょう。
【花言葉】「永遠の富」

第1位　サボテン

アメリカ南部からメキシコ乾燥地帯が原産。鋭い棘は、強い日差しから自身を守る、動物から食べられるのを防ぐための武器と言われています。「サボテンには感情がある」と言われ、話しかけながら育てると、大きな花を咲かせてくれるそうですよ。トゲトゲの、サボテンに対して、花は美しく、そのギャップに惹かれる人も多いとか。育てやすく長生きすることも人気。

【置き場所】日当たりの良い所に。真夏は半日陰に、乾燥地帯の植物なので多湿を嫌います。
【花言葉】「燃える心」、「情熱」、「暖かい心」、「内気な乙女」

あなたの部屋にある観葉植物は、何位だったでしょうか？小さな観葉植物が、時には心の慰めになり、気持ちをリフレッシュさせてくれます。５月病にも効くかもしれませんね。
部屋に置くインテリアの植物ということもあり、縁起の良い花言葉が多いですね。新しく購入する時、誰かにプレゼントする時は、花言葉の意味で選ぶのも素敵です。

[人気の観葉植物ランキング2017]
[HORTI]
[アイリスガーデニング・ドットコム]

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。