北欧を暮らすように旅しよう!在住者が教えるストックホルムの過ごし方7つ

Posted by: 西崎莉緒

掲載日: Jun 1st, 2017

【TABIZINE 現地特派員による寄稿】

北欧スウェーデンは、国土の3分の2が森林に囲まれた自然の溢れる国。魔女の宅急便のモデルになったともいわれる旧市街「ガムラスタン」のある首都ストックホルムは、近代的な建築と中世のヨーロッパ建築が混在する都会ながらも、湖の畔でのんびりと過ごすといった「ザ・北欧の暮らし」を体験する事ができます。今回は、ストックホルム体験ができる「北欧を暮らすように旅する」7つのプランをご紹介します。

「北欧のベニス」水の都ストックホルムの湖畔を散策しよう!

バルト海へ繋がるメーラレン湖は、スウェーデンで三番目に大きな湖。14の島々からなるストックホルムは、「北欧のベニス」という愛称を持っています。ストックホルム市内では、地下鉄やバスでの移動手段以外にも、水上バスを使って絶景を眺めながら目的地へ向かうのもオススメ。

ストックホルムのセレブの街エステルマルム地区には、クルーズ船や高級ホテルが立ち並びます。湖畔のカラフルな建物が並ぶ景色は、まるで映画の世界を彷彿とさせる美しさです。

魔女の宅急便のモデル「ガムラスタン」は外せない!

ガムラスタンは中世の街並みが残るエリア。歴史的な建築や教会が多く、狭い路地を散策しているとタイムスリップしたような不思議な感覚を味わえます。
魔女の宅急便のモデルとなったと言われており、時計台のある大聖堂はぜひ訪れたいスポットです。

古い建物は現在、カフェやレストラン、お土産店などが営業しています。

都会のオアシス「ユールゴールデン島」

北欧最大の都市とは思えない程、緑地に溢れたユールゴールデン島は、ストックホルムの繁華街から徒歩15分程、トラムを使うとたった5分程の距離。都会のオアシスとして地元の人達から愛されています。北欧の冬は長く厳しいものです。そのため、人々は日照時間が長い夏を最大限に満喫します。家族でピクニックをしている人、仕事の休憩時間や学校帰りに立ち寄る人、トレーニングや読書をしたり思い思いに時間を過ごしています。

公園内にはベンチやピクニックスペース、素敵なガーデンを持つカフェが数か所あるので、のんびりと過ごしてみるのはいかがでしょうか?

北欧のティータイム「フィーカ」でちょっと一息

スウェーデンでは、「フィーカ(Fika)」と呼ばれるティータイムがあります。日本と比べると、のんびりとした時間が流れる北欧では、家族や友人同士、時には会社でもフィーカタイムで休憩を取ります。世界的に見てもコーヒーやスイーツの消費量が高い北欧。フィーカタイムには、甘いパンやスイーツが欠かせません。

こちらはブッレというシナモンロールでフィーカの定番です。「Ska vi fika?(フィーカしませんか?)」を合言葉に、ティータイムを始めましょう!

「世界一長い美術館」ストックホルムの地下鉄に乗ってみよう!

ストックホルム旅行中に、ぜひ挑戦して欲しいのは「地下鉄に乗ること」です。ストックホルムの地下鉄は「世界一長い美術館」と呼ばれ、個性的なアートが施されています。剥き出しの岩盤に施されたアートは、まるで不思議な洞窟のよう。駅ごとに異なるアートが楽しめるので、移動時には地下鉄を使ってみましょう!

スーパーマーケットでお土産ハント

IKEAやH&Mなどを筆頭に、数々の世界的ブランドを輩出しているスウェーデン。デザイン大国と言われるだけあり、スーパーに並ぶ食品のパッケージまでオシャレ。物価高の北欧では、スーパーマーケットはお土産選びの穴場! 凝ったパッケージの紅茶やチョコレート、クネッケと呼ばれる硬パンなどが20クローナ(約254円※2017年5月31日現在)ほどから購入することができます。

無料で見学できる博物館巡り

ストックホルムには無料で開放されている博物館や、無料入場日を設けている場所が多くあります。夜9時頃まで明るい夏は、北欧旅行のベストシーズン。遅くまでオープンしている博物館も多くあるので一日中、観光を満喫することができます。

昔ながらの習慣を大切にし、素朴な暮らしながらも「国民の幸福度」が高い北欧。ぜひ大自然に囲まれた美しい街ストックホルムを暮らすように旅してみませんか?

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西崎莉緒

西崎莉緒 現地特派員

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